12/2(月)~7(土)近畿大学中央図書館「世耕弘一先生ドイツ留学90周年記念史料展示会」開催
2013.11.22
世耕弘一は、和歌山県の熊野古道沿いの寒村(現新宮市)に生まれ、経済的な理由で一度は進学をあきらめながら、苦学の末に日本大学進学を果たし、ドイツ・ベルリンに留学する機会を得ました。帰国後は、権力の不正と戦う反骨の政治家として国民のために尽くし、自分が苦学した経験から「学びたい者に学ばせたい」という信念によって近畿大学の創設に情熱を傾けました。
今年は世耕弘一のドイツ留学への出途から90年目にあたることから、近畿大学建学史料室では国内外で関係史料の採取に努めており、世耕弘一の東京からベルリンまでの「おおいなる旅路」を体感できる30点近くの大変貴重な史料の展示会を開催いたします。
最終日の12月7日(土)には、史料収集の中心となった建学史料室研究員で日独交渉史の研究家でもある荒木康彦(本学名誉教授)による記念講演も予定しています。
近畿大学「世耕弘一先生ドイツ留学90周年記念史料展示会」概要
■ 日 程:平成25年(2013年)12月2日(月)~7日(土)10:00~16:00
■ 会 場:近畿大学東大阪キャンパス 中央図書館2階 第1演習室
(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬」駅から徒歩約10分)
■ 記念講演:「おおいなる旅路 ―TOKIO~BERLIN 1923―」
平成25年(2013年)12月7日(土)10:30~11:30
講師・・・近畿大学建学史料室研究員 荒木康彦 (近畿大
学名誉教授)
■ 対 象:一般の方入場可能 入場無料
■ お問合せ:近畿大学建学史料室 TEL (06)4307-3091