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11/7(木)~13(水)近畿大学中央図書館貴重書展 「時代を越えた建・築・美-Artificial Landscape-」

2013.11.02

近畿大学中央図書館 (大阪府東大阪市)では、平成25年(2013年)11月7日(木)から13日(水)までの7日間、第20回 近畿大学中央図書館貴重書展 『時代を越えた建・築・美-Artificial Landscape-』 を開催します。

今回の貴重書展では、建築論をはじめとする建築関連書のほか、『エジプト誌』、『百科全書』などからも建築物や庭園、景観に関連した書物約40点の展示を行います。古くはローマ時代から継承されてきた様式やモチーフ、現存する建築物や景観が、まさに時代を継ぎ、越えてきた様をご覧ください。また、期間中、近畿大学教授による「ミニ講義」(無料)を2回開催します。ぜひこの機会にご参加ください。内容は下記の通りです。


【ミニ講義(1) 建築ドローイングの視点】 11月9日(土)14:00~15:00
 近畿大学 建築学部 建築学科 教授 奥冨 利幸(おくとみ としゆき)
ドローイングとは「Drawing」から来た外来語で製図という意味を持ち、建築分野では入念に描きこんだ図面を指す場合が多く、地域や時代を越えて、さまざまな態様で描かれてきました。本講義では、ドローイングの表現手法とそこに込められた意図を紐解きながら、ドローイングの面白さを探ってみたいと思います。


【ミニ講義(2) 古代エジプトの建築と遺跡】 11月10日(日)14:00~15:00
 近畿大学 文芸学部 文化・歴史学科 教授 髙宮 いづみ(たかみや いづみ)
古代エジプト文明(前3000年頃~30年)は、石造建築を豊富に生み出した世界最古の文明であり、現在もナイル河のほとりには多数の大型石造建築が遺されていて、角錐形のピラミッドや柱が立ち並ぶ神殿がその代表的な例です。当時の人々はこれらの建造物を精密に描くことはほとんどありませんでしたが、18世紀の終わりから19世紀の初めにかけてエジプトに滞在したナポレオンの軍隊に同行した画家たちは、西洋建築の描画法で美しい古代建築の姿を描きました。この講義では、ナポレオンの『エジプト誌』を含めて、古代エジプトの建築美についてお話しします。



第20回近畿大学中央図書館貴重書展 「時代を越えた建・築・美-Artificial Landscape-」

■ 日 時: 2013年11月7日(木)~13日(水)  10:30~19:00
       ※日曜は18:00まで
■場 所: 近畿大学中央図書館 2階 第1演習室
       大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線・長瀬駅から徒歩約10分
■入場無料
■ミニ講義(予約不要、無料)
       場 所: 近畿大学中央図書館 2階 第2演習室
       時 間: 14:00~15:00
■ 問合せ: 近畿大学中央図書館  図書総務課  担当:中島
       TEL:(06)4307-3086    E-mail:clib@itp.kindai.ac.jp

関連URL:http://www.kindai.ac.jp/topics/2013/10/11713-artificial-landscape-.html