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近畿大学 「エコ出願」の名称・ロゴを他大学に無償で貸与

2013.09.14

近畿大学(大阪府東大阪市、学長:塩﨑均)では、平成25年度入試から実施している、地球環境に優しく(エコロジー)、受験生の経済的な負担も減らす(エコノミー)インターネット出願「エコ出願」 について、趣旨に賛同する他大学にも名称とロゴを無償で貸与し、環境保護の取り組みを全国の大学へ拡大させることを目指します。


近畿大学は、地球環境保護の観点から出願時における将来的な紙の願書の廃止を視野に置き、昨年度入試から「近大エコ出願」と名付けたインターネット出願を実施してきました。その結果、受験生、高等学校、予備校から多くの共感を得ることができ、ネット出願件数は前年度の3,767件から82,030件まで大幅に増加(21.8倍)、ネット出願率は全体で64.4%、後期入試では70.0%となりました。これを受けて、今年4月には全国に先駆けて、平成26年度入試の出願を完全インターネット化することを決定しました。

その後、他大学でも出願を完全インターネット化するケースが出始め、大学入試のインターネット出願は全国に広まりつつあります。しかし、各大学がそれぞれの名称をつけると受験生を混乱させる可能性があり、それを防ぐためには統一された名称が必要であると考えました。「エコ出願」は近畿大学の登録商標ですが、本学は紙の願書を無くすことで環境保護に寄与したいと考えており、その趣旨に賛同する大学にはこの名称とロゴを無償で貸与し、環境保護のためにも受験生の利便性のためにも、「エコ出願」を広めていきたいと考えています。

その先がけとして、桃山学院大学(大阪府和泉市、前田徹生学長)が平成26年度入試から「エコ出願」の名称とロゴを使用することとなりました。桃山学院大学は、平成12年(2000年)10月に環境宣言を行うなど、早期から省資源・省エネルギー化に取り組んだ実績を持ち、今年度のインターネット出願導入にあたって、本学の「エコ出願」の趣旨に賛同し、本学に名称使用の打診がありました。


本学としては、桃山学院大学が「地球環境に優しく(エコロジー)、受験生の経済的な負担も減らす(エコノミー)」という趣旨に賛同し、インターネット出願の割引も行うということを確認したうえで、「エコ出願」の名称とロゴを貸与することを決定しました。今後は、桃山学院大学のポスターにもこのロゴが使用され、近畿大学発のインターネット出願による環境保護の取り組みがさらに広く発信されます。

関連URL:http://www.kindai.ac.jp/topics/2013/09/post-484.html