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願書をリユースした「近大エコ出願」広告を展開! 2013年1月7日(月)〜13日(日)JR「大阪駅」、近鉄「大阪難波駅」にて

2013.01.11

近畿大学(本部:大阪府東大阪市、学長:塩崎均)は、地球環境保護の観点から出願時における将来的な紙の願書の廃止を視野に置いた、地球環境に優しく(エコロジー)、受験生の経済的な負担も減らす(エコノミー)、「近大エコ出願」を2013年度入学試験から実施しています。

既にインターネットや新聞上で告知を始めており、昨年11・12月に実施した推薦入試では、昨年実績の約75倍の件数(ネット出願率0.9%→61.3%)という成果を挙げています。

目標とする70%に到達させるため、"宣伝からエコを実現"する古願書を再利用した交通広告を、JR「大阪駅」と近鉄「大阪難波駅」で1月13日まで展開します。これは、不要となった志願票実物をポスター用紙としてリユースするもので、ポスターサイズに貼り合わせた志願票のうえに直接広告を印刷しています。

昨年11月にも同様の広告をJR天王寺駅で展開し、ツイッター等で大変話題になりました。是非ご注目ください。


■掲載期間 :2013年1月7日(月)〜1月13日(日) 
■掲載場所 :
(1)JR「大阪駅」 中央口 中2階改札内コンコース
(2)近鉄「大阪難波駅」 なんばビッグボード(B3地下ホーム)


「近大エコ出願」趣旨

http://kindai.jp/eco/

近畿大学は、昨年度13万部の願書セットを用意しました。これは積み上げると東京スカイツリー約3本分の高さに匹敵し、重量にすると約100トンになります。これらのうち約3万部が使用されることなく廃棄されました。

名称に「環境」の名を含む4つの学科・専攻があるなど、地球環境保護に教育、研究分野で真剣に取り組んでいる本学としては、紙の出願の件数を減少させるべく、4年前よりインターネットを利用した出願方式を導入してきました。しかしながら、受験生の「出願は紙の願書で」という意識の強さからか、昨年度までのインターネット出願の利用率はわずか数パーセントでした。

そこで、今年度入試より、インターネットを利用して出願した受験生に対して検定料を割り引き、受験生の経済的な負担を軽減することで、インターネット出願の利用率を一気に70%まで引き上げることを目標にし、「近大エコ出願」を実施することとしました。この目標が達成されれば、次年度の入試より紙の願書を廃止し、完全ネット化を果たしたいと考えています。

完全ネット化が実現することになれば、国内の大学として初の試みとなります。また、全国で3番目、関西でトップの志願者数である本学の取り組みが呼び水となり、全国の大学に波及すれば、地球環境保護へ多大なる貢献ができると考えています。

関連URL:http://www.kindai.ac.jp/topics/2013/01/-20131713jr.html