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12/9(日) 福島県川俣町の幼児、児童生徒保護者に向けた 「積算線量計測定結果説明会」に協力

2012.12.08

近畿大学(本部:大阪府東大阪市、学長:塩崎均)は、2012年12月9日(日)に、福島県川俣町教育委員会(教育長:神田紀)が開催する「積算線量計測定結果説明会」に協力し、町民の健康相談などを行います。

近畿大学は、2011年の震災直後から川俣町の相談を受け、「震災復興アドバイザー」として継続的に復興支援を行ってきました。その一環として、原子力発電所の事故による放射線から子どもたちの命と健康を守るため、町内の幼稚園児、保育園児、小学生、中学生全員を対象に、個人の放射線量を測定する積算線量計(ガラスバッジ)の配布を支援しています。川俣町では、3か月ごとに子どもたちが日常生活で受けた放射線量を測定し、結果を保護者へお知らせするとともに、説明会や健康相談会を行っています。

先月、川俣町教育委員会は、平成24年4月から6月まで(第4回測定)及び7月から9月まで(第5回測定)の測定結果と、平成23年6月から平成24年6月までの1年間の積算線量結果をまとめ、「個人用報告書」として保護者の方々に通知しましたが、その際には近畿大学からの測定結果に係るアドバイスが添付されました。

この「積算線量計測定結果説明会」では、川俣町教育員会からの要請によって、近畿大学の教員が上記の測定結果について専門的見地から解説し、また医学部の教員が個別の健康相談に応じます。



福島県川俣町「積算線量計測定結果説明会」 概要

■日時:2012年12月9日(日) 15:00〜17:00
■場所:福島県川俣町中央公民館 大ホール
■内容:(1)積算線量計測定結果についての説明
    (2)近畿大学教員による個別の健康相談
■対象:川俣町立幼稚園・保育園、小・中学校 幼児・児童生徒保護者


関連URL:http://www.kindai.ac.jp/topics/2012/12/129.html