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11/15(木) 近畿大学医学部 学術講演会 「節足動物媒介性ウイルス感染症―世界と日本―」大阪狭山キャンパスにて<入場無料>

2012.11.12

ウエストナイル熱、デング熱、チクングニア熱、日本脳炎 

近畿大学医学部(大阪府大阪狭山市、学部長:楠進)は、2012年11月15日(木)に学術講演会「節足動物媒介性ウイルス感染症―世界と日本―」を開催いたします。

この講演会は、近畿大学医学部細菌学講師を務め、現在は国立感染症研究所ウイルス1部第2室室長としてご活躍されている高崎智彦先生をお迎えし、「節足動物媒介性ウイルス感染症―世界と日本―」をテーマに講演していただくものです。

節足動物媒介性ウイルスは、蚊・ダニ等の節足動物による吸血などが原因でヒトに感染し発症します。21世紀に入り、ウエストナイル熱や脳炎などをひきおこすウイルスの活動が活発化しています。1999年夏以降アメリカ各州で流行し、今年に入ってヨーロッパでも感染が拡大している「ウエストナイル熱」。熱帯・亜熱帯の都市部で流行し、日本でも毎年100例以上が報告されている「デング熱」。2005年に西インド洋諸国で流行し、南アジアや東南アジアに範囲が拡大している「チクングニア熱」。これら3つのウイルスに対するヒト用ワクチンはまだ実用化されておらず、日本でも大きな問題になりつつあります。

これらの感染症について、世界と日本それぞれの症例や予防方法などを解説します。



学術講演会「節足動物媒介性ウイルス感染症―世界と日本―」概要

http://www.med.kindai.ac.jp/cgi-bin/igakubu/event/list.cgi?eid=1350006796

■日  時:2012年11月15日(木) 17:00〜19:00終了予定
■場  所:近畿大学大阪狭山キャンパス 円形棟小講堂
       (大阪府大阪狭山市大野東377-2、南海高野線「金剛駅」からバス約15分)
■講 演 者:高崎智彦先生(国立感染症研究所ウイルス1部第2室室長)
■対  象:一般参加可能 入場無料
■お問合せ:近畿大学総務部広報課 TEL (06)6721-2332(大学代表)
      E-mail:koho@msa.kindai.ac.jp

関連URL:http://www.kindai.ac.jp/topics/2012/11/post-398.html