教員紹介
- 辻 陽
- 教授/法律学科長
所属 |
法学部 法律学科 法学研究科 |
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学位 | 博士(法学) |
専門 | 地方自治論・政治学 |
ジャンル | 政治/日本政治 |
コメント | 日本の地方政治・地方議会と国政との関わりについて通史的に分析しています。最近は,都道府県レヴェルだけでなく市町村レヴェルも含めた地方自治・地方行政にも関心を持っています。 |
リサーチマップ | https://researchmap.jp/tsujiakira |
研究中のテーマ
戦後日本の地方政治と国政の関係
最近の研究業績
- 「巻頭言 公開の場での政策議論を−次期選挙に向けて説明責任を果たすために−」
- 「岐路に立つ日本の地方議会(インタヴュー記事)」
- 「職能代表としての地方議員の可能性」
- 「政務活動費の使用実態と自治体議会の自律性」
- 「地方議会における政党制と代表制−政策論争か普遍的代表性か−」
- 「異なる執政制度から見るコロナ対応」
- 「『地方議員は必要か』から見える地方議員・議会の厳しい現状」
- 「地方議会と政党ラベル」
- 「自治体の規模と地方議会の機能―政策論争か普遍的代表性か―」
- 「執行権が首長にある以上,議会を開かないとする判断も」
ゼミナール(地方自治論演習 )
地方自治にまつわる基礎的知識の修得のため,3 年前期には近年発売された文献を輪読する予定です。 受講者は,(発表が当たっているいないに関わらず)毎回次回分を読んできて下さい。その後,3 年後期以降,参加者個々人が関心を持つテーマについて,ご発表いただきます。その際のキーワードは「比較」です。様々な地方自治体の体験やデータを「比較」し,共通点を見つける,もしくは差異を生み出す原因を調べる,といった方法を用いることによって,ご自身のオリジナリティのある結論を導き出していただきたいと思っています。最初はとまどって緊張するかもしれません(私自身も学生時代はそうでした)。でも,わからないからこそ,政治学初心者だからこそ,浮かんでくる疑問点があると思います。ぜひ臆することなく,どしどし発言し質問して下さい。なお評価は,レポート提出,そして授業時の発言状況発表内容によります。
学歴/経歴
経歴
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2016年4月 - 現在
近畿大学 法学部 法律学科 教授
所属学協会
- 日本公共政策学会
- 日本行政学会
- 日本政治学会
研究活動情報
論文
-
政務活動費の使用実態と自治体議会の自律性
辻 陽
立命館法学 (393/394) 522-546 2021年3月 -
地方議会における政党制と代表制−政策論争か普遍的代表性か−
辻 陽
政策科学 28 (3) 213-231 2021年3月 -
「大阪維新の会」と議会運営 : 分割政府比較の観点から (永井博史教授追悼号)
辻 陽
近畿大学法学 = Kindai University law review 66 (3) 71-122 2019年3月
書籍等出版物
- テキストブック地方自治 , 北山, 俊哉; 稲継, 裕昭 , 第4章 議会 , 第4章 議会 , 東洋経済新報社 , 2021年9月
- 現代日本政治の展開−歴史的視点と理論から学ぶ− , 森本哲郎 , 第10章 地方政治 , 第10章 地方政治 , 法律文化社 , 2021年2月
- 地方自治入門 , 入江, 容子; 京, 俊介 , 第7章 政治機構――議会と長の1461日 , 第7章 政治機構――議会と長の1461日 , ミネルヴァ書房 , 2020年5月
講演・口頭発表等
- 自治体の規模と地方議会の機能―政策論争か普遍的代表性か― , 辻 陽 , 日本行政学会分科会D1「地方議会と行政」 , 2020年5月
- 自治体の規模と地方議会のスペック , 辻 陽 , 日本公共政策学会研究大会企画委員会セッションⅠ「地方議会の選挙制度改革」 , 2018年6月16日
- 『大阪維新の会』と議会運営-分割政府比較の観点から- , 辻 陽 , 日本選挙学会研究会分科会E(地方部会)「大阪都構想とは何だったのか」 , 2016年5月14日
MISC
- 巻頭言 公開の場での政策議論を−次期選挙に向けて説明責任を果たすために− , 辻 陽 , 『地方議会人』2022年11月号 , 53 , 6 , 6 , 7 , 2022年11月
- 岐路に立つ日本の地方議会(インタヴュー記事) , 辻 陽 , 『社会運動』2022年7月号 , 2022年7月
- 職能代表としての地方議員の可能性 , 辻 陽 , 『まなぶ』2022年3月号 , 2022年3月
受賞
- 2020年6月, 日本公共政策学会, 学会賞(著作賞)
- 2016年6月, 日本公共政策学会, 学会賞(奨励賞)