教員紹介
- 辻 陽
- 教授
所属 |
法学部 法律学科 法学研究科 |
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学位 | 博士(法学) |
専門 | 地方自治論・政治学 |
ジャンル | 政治/日本政治 |
コメント | 日本の地方政治・地方議会と国政との関わりについて通史的に分析しています。最近は,都道府県レヴェルだけでなく市町村レヴェルも含めた地方自治・地方行政にも関心を持っています。 |
リサーチマップ | https://researchmap.jp/tsujiakira |
研究中のテーマ
戦後日本の地方政治と国政の関係
最近の研究業績
- 「現代日本政治の展開−歴史的視点と理論から学ぶ−」
- 「『地方議員は必要か』から見える地方議員・議会の厳しい現状」
- 「異なる執政制度から見るコロナ対応」
- 「自治体の規模と地方議会の機能―政策論争か普遍的代表性か―」
- 「政治学入門(第2版)」
- 「地方議会と政党ラベル」
- 「執行権が首長にある以上,議会を開かないとする判断も」
- 「地方自治入門」
- 「2018年学界展望−日本政治・政治過程−」
- 「日本の地方議会 : 都市のジレンマ、消滅危機の町村」
ゼミナール(地方自治論演習 )
地方自治にまつわる基礎的知識の修得のため,3 年前期には近年発売された文献を輪読する予定です。 受講者は,(発表が当たっているいないに関わらず)毎回次回分を読んできて下さい。その後,3 年後期以降,参加者個々人が関心を持つテーマについて,ご発表いただきます。その際のキーワードは「比較」です。様々な地方自治体の体験やデータを「比較」し,共通点を見つける,もしくは差異を生み出す原因を調べる,といった方法を用いることによって,ご自身のオリジナリティのある結論を導き出していただきたいと思っています。最初はとまどって緊張するかもしれません(私自身も学生時代はそうでした)。でも,わからないからこそ,政治学初心者だからこそ,浮かんでくる疑問点があると思います。ぜひ臆することなく,どしどし発言し質問して下さい。なお評価は,レポート提出,そして授業時の発言状況発表内容によります。
学歴/経歴
経歴
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2016年 - 現在
近畿大学 法学部 教授 Faculty of Law
所属学協会
- 日本公共政策学会
- 日本行政学会
- 日本政治学会
研究活動情報
論文
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「大阪維新の会」と議会運営 : 分割政府比較の観点から (永井博史教授追悼号)
辻 陽
近畿大学法学 = Kindai University law review 66 (3) 71-122 2019年3月 -
多選首長の政策と政治手法
辻 陽
近畿大学法学 61 (1) 1-35 2013年6月 -
戦後初期の日本における国政と地方政治
辻 陽
近畿大学法学 58 (2) 289-336 2010年12月
書籍等出版物
- 現代日本政治の展開−歴史的視点と理論から学ぶ− , 森本哲郎 , 第10章 地方政治 , 第10章 地方政治 , 法律文化社 , 2021年2月
- 地方自治入門 , 入江, 容子; 京, 俊介 , 第7章 政治機構――議会と長の1461日 , 第7章 政治機構――議会と長の1461日 , ミネルヴァ書房 , 2020年5月
- 政治学入門(第2版) , 木寺, 元 , 第9章「国と自治体の役割分担はどのようなものか ――国自治体間関係」 , 第9章「国と自治体の役割分担はどのようなものか ――国自治体間関係」 , 弘文堂 , 2020年3月
講演・口頭発表等
- 自治体の規模と地方議会の機能―政策論争か普遍的代表性か― , 辻 陽 , 日本行政学会分科会D1「地方議会と行政」 , 2020年5月
- 自治体の規模と地方議会のスペック , 辻 陽 , 日本公共政策学会研究大会企画委員会セッションⅠ「地方議会の選挙制度改革」 , 2018年6月16日
- 『大阪維新の会』と議会運営-分割政府比較の観点から- , 辻 陽 , 日本選挙学会研究会分科会E(地方部会)「大阪都構想とは何だったのか」 , 2016年5月14日
MISC
- 『地方議員は必要か』から見える地方議員・議会の厳しい現状 , 辻 陽 , 『議員NAVI』 , 2020年10月26日
- 異なる執政制度から見るコロナ対応 , 辻 陽 , 『地方議会人』2020年10月号 , 51 , 5 , 16 , 19 , 2020年10月
- 地方議会と政党ラベル , 辻 陽 , 『月刊公明』2020年5月号 , 173 , 56 , 61 , 2020年5月
受賞
- 2020年6月, 日本公共政策学会, 学会賞(著作賞)
- 2016年6月, 日本公共政策学会, 学会賞(奨励賞)