教員紹介

石上 敬子

石上 敬子
准教授
所属 法学部 法律学科
学位 修士(法学)
専門 民法
ジャンル 法律/会社・取引
コメント 消費者契約などで問題となる契約の不当条項規制について、約款に着目して研究しています。
リサーチマップ https://researchmap.jp/k-1sh1gam1

研究中のテーマ

約款法を法分野横断的に研究しています。

最近の研究業績

ゼミナール(民法演習 )

民事模擬裁判を通じて、法的思考力の基礎となる論理的思考力、ロジカルシンキングを磨きます。また、その表出・伝達の場面にあたるロジカルプレゼンテーションについても、プレゼンテーション手段の特性に応じた方法論を学びます。一方、予防法学としての契約書の作成についても、具体的な事例を素材として取り組みます。想像力を働かせて、ルールを創造する醍醐味を味わいましょう。学外との討論会を積極的に企画します。普段とは違う緊張感も楽しんでもらえたらと思います。
ゼミはプレゼンが中心ですが、プレゼンが苦手な人も大歓迎し
ます(教員自身もプレゼンは大の苦手です)。発言して表に立つ者、地道な調査によってその土台を支える者など、毎回十分な予習をして積極的に参加することは大前提ですが、それぞれの得意分野を生かして参加してください。

学歴/経歴

学歴

  • - 2011年3月
    東北大学 大学院
  • 同志社大学 大学院
  • 京都大学 法学部

経歴

  • 2021年4月 - 現在
    近畿大学 法学部 准教授
  • 2016年4月 - 2021年3月
    大阪経済法科大学 法学部 准教授
  • 2011年4月 - 2016年3月
    同志社女子大学 現代社会学部 助教(有期)

所属学協会

  1. 日本教育工学会
  2. 日本スポーツ法学会
  3. 大学教育学会

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研究活動情報

研究分野

  • 人文・社会, 民事法学
  • 人文・社会, 社会法学
  • 人文・社会, 新領域法学

研究キーワード

民法, 契約法, 不当条項規制, 約款, 定型約款, 事業者間契約, 消費者契約, 労働契約, 保険契約, ドイツ法, 法教育, 教育工学, 生成AI, 生成系AI

論文

  1. 契約内容規制における考慮事由としての当事者利益の外延――ドイツ約款法における「一般利益[Allegemeininteressen]」 をめぐる議論を契機に――

    生命保険論集  223  2023年6月  [査読有り]
  2. 約款における契約説の意義に関する一考察―スポーツ仲裁自動応諾条項に関する仲裁判断を契機に
    石上 敬子
    『これからの民法・消費者法(Ⅱ) ― 河上正二先生古稀記念』信山社  463-480  2023年3月 
  3. 約款規制の事業者間契約における意義 ―ドイツにおける議論の変遷と現状-
    石上敬子
    損害保険研究  82  (3)  35-60  2020年11月  [査読有り]

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書籍等出版物

  1. 新・判例ハンドブック債権法I , 潮見 佳男; 山野目 章夫; 山本 敬三; 潮見 佳男; 山野目 章夫; 山本 敬三 , 日本評論社 , 2018年3月23日
  2. ヨーロッパ契約法原則〈3〉 , オーレ ランドー; アンドレ プリュム; ラインハルト ツィンマーマン; エリック クライフ; Eric Clive; Andr ́e Pr ̈um; Ole Lando; Reinhard Zimmermann; 潮見 佳男; 中田 邦博; 松岡 久和 , 法律文化社 , 2008年10月
  3. 世界のジェンダー平等―理論と政策の架橋をめざして (東北大学21世紀COEプログラムジェンダー法・政策研究叢書) , 辻村 みよ子; 西谷 祐子; 戸澤 英典 , 東北大学出版会 , 2008年4月

講演・口頭発表等

  1. ドイツの「児童騒音」をめぐる法状況―環境法における特権化と民法への影響 , 石上敬子 , 比較法学会第87回総会 , 2024年6月1日
  2. 大人数(対面型)講義におけるzoomを用いたグループワーク――ポストコロナのICT活用授業 , 石上敬子; 芳中千裕 , 令和5年度私情協教育イノベーション大会 , 2023年9月7日
  3. 大学法学部における生成AIの可能性と展望 , 石上敬子 , 法と教育学会第14回学術大会 , 2023年9月3日

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MISC

  1. 〈翻訳〉消費者保護法における「時間」という名の後見人 , Cosima Möller; 石上敬子 , 『これからの民法・消費者法(Ⅰ) ― 河上正二先生古稀記念』信山社 , 99 , 116 , 2023年3月
  2. 死亡保険金等が遺留分算定の基礎財産となるかが相続人以外の者との間で争われた事例[東京地裁令和元.12.23判決] , 石上敬子 , 保険事例研究会レポート , 347 , 12 , 20 , 2021年12月
  3. ルーブリックの法学部教育への展開 : 法学部学生研究発表大会における実践例と統計的検証 , 石上 敬子; 喜入 暁; 大島 一悟 , 大阪経済法科大学法学論集 , 84 , 1 , 26 , 2021年3月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  1. 大学教育学会, 大学教育学会課題研究, 高等教育における生成AI利用のガイドラインに関する研究
  2. 公益財団法人損害保険事業総合研究所, 2024年度損害保険研究費助成制度, 約款の内容規制における考慮事由としての第三者利益の意義
  3. 生命保険文化センター, 生命保険に関する研究助成, 約款の内容規制における考慮事由としての抽象的利益――ドイツにおけるAllgemeininteressenをめぐる議論を契機に

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教育活動情報

担当経験のある科目

  1. 民事法特別講義(ビジネス法)
  2. 民法(契約)
  3. 民法(総則)

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