教員紹介
- 石上 敬子
- 准教授
所属 |
法学部 法律学科 |
---|---|
学位 | 修士(法学) |
専門 | 民法 |
ジャンル | 法律/会社・取引き |
コメント | 消費者契約などで問題となる契約の不当条項規制について、約款に着目して研究しています。 |
リサーチマップ | https://researchmap.jp/k-1sh1gam1 |
研究中のテーマ
約款法を法分野横断的に研究しています。
最近の研究業績
- 「スポーツビジネスを素材とした民事法授業プログラムの開発」
- 「法学部講義科目グループワークにおけるICT活用の方法論 :コロナ禍での変容とアンケート分析」
- 「スポーツ仲裁自動応諾条項撤廃の事案からみる約款諭の外延」
- 「死亡保険金等が遺留分算定の基礎財産となるかが相続人以外の者との間で争われた事例[東京地裁令和元.12.23判決]」
- 「約款規制の事業者間契約における意義」
- 「ルーブリックの法学部教育への展開 : 法学部学生研究発表大会における実践例と統計的検証」
- 「スポーツビジネスを題材とした講義内グループワーク :教育工学(ID=Instructional Design)の見地からの検証と共に」
- 「約款規制の事業者間契約における意義 ―ドイツにおける議論の変遷と現状-」
- 「ドイツにおける約款規制の事業者間契約への展開:適用除外要件をめぐる議論を中心に」
- 「法学部の中規模講義科目におけるグループワークの実践:インストラクショナルデザイン(ID)に基づく授業改善の展望と共に」
ゼミナール(民法演習 )
民事模擬裁判を通じて、法的思考力の基礎となる論理的思考力、ロジカルシンキングを磨きます。また、その表出・伝達の場面にあたるロジカルプレゼンテーションについても、プレゼンテーション手段の特性に応じた方法論を学びます。一方、予防法学としての契約書の作成についても、具体的な事例を素材として取り組みます。想像力を働かせて、ルールを創造する醍醐味を味わいましょう。学外との討論会を積極的に企画します。普段とは違う緊張感も楽しんでもらえたらと思います。
ゼミはプレゼンが中心ですが、プレゼンが苦手な人も大歓迎し
ます(教員自身もプレゼンは大の苦手です)。発言して表に立つ者、地道な調査によってその土台を支える者など、毎回十分な予習をして積極的に参加することは大前提ですが、それぞれの得意分野を生かして参加してください。
学歴/経歴
学歴
- - 2011年3月
東北大学 大学院 - 同志社大学 大学院
- 京都大学 法学部
経歴
-
2021年4月 - 現在
近畿大学 法学部 准教授 -
2016年4月 - 2021年3月
大阪経済法科大学 法学部 准教授 -
2011年4月 - 2016年3月
同志社女子大学 現代社会学部 助教(有期)
所属学協会
- 日本スポーツ法学会
- 大学教育学会
- 法と教育学会
研究活動情報
研究分野
- 人文・社会, 新領域法学
- 人文・社会, 社会法学
- 人文・社会, 民事法学
論文
-
約款規制の事業者間契約における意義 ―ドイツにおける議論の変遷と現状-
石上敬子
損害保険研究 82 (3) 35-60 2020年11月 [査読有り] -
定形約款規定の意義と射程(中)――法制審議会民法(債権関係)部会における実務をめぐる応酬――
石上敬子
大阪経済法科大学経済学論集 42 (2) 67-82 2019年5月 -
ドイツにおける約款規制の労働契約への展開(一):約款規制の意義と射程についての研究序説
石上敬子
大阪経済法科大学法学論集 (80) 67-88 2019年3月
書籍等出版物
- 新・判例ハンドブック債権法I , 潮見 佳男; 山野目 章夫; 山本 敬三; 潮見 佳男; 山野目 章夫; 山本 敬三 , 日本評論社 , 2018年3月23日
- ヨーロッパ契約法原則〈3〉 , オーレ ランドー; アンドレ プリュム; ラインハルト ツィンマーマン; エリック クライフ; Eric Clive; Andr ́e Pr ̈um; Ole Lando; Reinhard Zimmermann; 潮見 佳男; 中田 邦博; 松岡 久和 , 法律文化社 , 2008年10月
- 世界のジェンダー平等―理論と政策の架橋をめざして (東北大学21世紀COEプログラムジェンダー法・政策研究叢書) , 辻村 みよ子; 西谷 祐子; 戸澤 英典 , 東北大学出版会 , 2008年4月
講演・口頭発表等
- スポーツビジネスを素材とした民事法授業プログラムの開発 , 石上 敬子; 西脇 邦雄; 芳中 千裕; 横山 浩; 古結 誠; 岡筋 泰之 , 日本スポーツ法学会第30回学会大会 , 2022年12月10日
- 法学部講義科目グループワークにおけるICT活用の方法論 :コロナ禍での変容とアンケート分析 , 芳中千裕; 石上敬子 , 法と教育学会第13回学術大会 , 2022年9月11日
- スポーツ仲裁自動応諾条項撤廃の事案からみる約款諭の外延 , 石上敬子 , 東北大学民法研究会 , 2022年1月13日
MISC
- 死亡保険金等が遺留分算定の基礎財産となるかが相続人以外の者との間で争われた事例[東京地裁令和元.12.23判決] , 石上敬子 , 保険事例研究会レポート , 347 , 12 , 20 , 2021年12月
- ルーブリックの法学部教育への展開 : 法学部学生研究発表大会における実践例と統計的検証 , 石上 敬子; 喜入 暁; 大島 一悟 , 大阪経済法科大学法学論集 , 84 , 1 , 26 , 2021年3月
- 法学部の中規模講義科目におけるグループワークの実践:インストラクショナルデザイン(ID)に基づく授業改善の展望と共に , 石上敬子; 芳中千裕 , 法と教育 , 10 , 45 , 54 , 2020年8月
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 生命保険文化センター, 生命保険に関する研究助成, 約款の内容規制における考慮事由としての抽象的利益――ドイツにおけるAllgemeininteressenをめぐる議論を契機に
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 若手研究, 約款の不当条項規制論の再構成―事業者間契約におけるその意義 , 大阪経済法科大学
- 損害保険事業総合研究所, 損害保険研究費助成, 約款規制の事業者間契約への展開と「商慣習」の意義
教育活動情報
担当経験のある科目
- スポーツビジネス法務
- ビジネス法務
- 保険法