教員紹介
- 加藤 陽
- 准教授
所属 |
法学部 法律学科 |
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学位 | 博士(法学) |
専門 | 国際法 |
ジャンル | 法律/海外の法律・国際法 |
コメント | 国際連合の設立条約である国際連合憲章に規定された第103条について研究しています。とりわけ1960年代の問題などをてがかりに、同条の適用・解釈について考察を進めています。 |
リサーチマップ | https://researchmap.jp/akira.kato |
研究中のテーマ
国連憲章第103 条の法構造、法的機能
国連安保理などの政治的機関による政治的紛争の処理
最近の研究業績
- 「学界回顧2018(国際法)」
- 「国連安保理による制裁と人権保障」
- 「国連安保理の授権に対する人権法の制約」
- 「国連憲章義務の優先と欧州人権裁判所における「同等の保護」理論」
- 「国連憲章第103条と国際人権法―欧州人権裁判所における近時の動向―」
- 「国連安保理による「授権」に対する国連憲章第103条の適用―アル・ジェッダ事件を契機として―」
- 「国連憲章第103条の法構造(2・完)」
- 「国連憲章第103条の法構造(1)」
- 「国際機構の法的拘束力を有する決定による政治的紛争の解決(2・完)冷戦後の国連安保理における新たな展開」
- 「国際機構の法的拘束力を有する決定による政治的紛争の解決(1)冷戦後の国連安保理における新たな展開」
ゼミナール(国際法演習 )
講義とは違い、個々の学生が自分の関心のある問題について発表し主体的に議論に参加することが求められます。このような活動を通じて、国際法の個別の問題への知見を深めるとともに、他者と議論し自分の意見を形成する能力を養ってもらいます。また、授業はもちろん、コンパなどを通じてゼミ生同士の親交を深めてください。大学のゼミで作った友達は、卒業した後に社会人として活動するようになってからも貴重な財産になってくれるでしょう。
学歴/経歴
経歴
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2015年4月 - 現在
近畿大学 法学部 准教授 -
2012年4月 - 2015年3月
近畿大学 法学部 講師
所属学協会
- 世界法学会
- 国際法学会
研究活動情報
研究分野
- 法学, 国際法学
研究キーワード
国連安全保障理事会, 国際連合, 国際法
論文
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国連安保理による制裁と人権保障
加藤陽
法学セミナー 63 (10) 56-61 2018年10月 [招待有り] -
国連の金融制裁と国際判例
加藤陽
吉村祥子編著『国連の金融制裁』 192-213 2018年8月 [招待有り] -
国連法とEU法の相克―ラディカル多元主義の理論構造とその実践的意義―
加藤陽
国際法外交雑誌 116 (4) 20-48 2018年1月 [査読有り]
講演・口頭発表等
- 国連によるTargeted SanctionsとEU法の多元論的相克 , 加藤陽 , 韓国国際法学会 , 2016年10月21日
- 国連安保理によるTargeted Sanctionsとデュー・プロセス , 加藤陽 , 国際法学会 , 2015年9月20日
MISC
- 学界回顧2018(国際法) , 加藤陽(西平等、齋藤民徒、豊田哲也との共著) , 法律時報 , 90 , 3 , 196 , 206 , 2018年12月
- 佐藤哲夫著『国連安全保障理事会と憲章第7章』2015年(書評) , 加藤陽 , Japanese Yearbook of International Law , 60 , 436 , 439 , 2018年
- 学界回顧2017(国際法) , 加藤陽(西平等、齋藤民徒、豊田哲也との共著) , 法律時報 , 89 , 13 , 198 , 208 , 2017年12月