学部長挨拶

近畿大学法学部は、1950年の設置以来、75年を超える歴史を重ね、多くの卒業生を社会へ送り出してきました。これまで培ってきた伝統を大切にしながら、変化の激しい時代を切り拓く法学教育に取り組んでいます。

グローバル化やデジタル技術の進展、価値観の多様化によって、社会の課題はますます複雑になっています。こうした課題に向き合うには、社会の仕組みを理解し、多様な立場を尊重しながら解決策を考える力が必要です。法学を学ぶことは、条文を覚えるだけでなく、さまざまな立場や背景を理解し、事実と根拠に基づいて問題を整理し、自分の考えを相手に伝える力を身につけることができます。こうした力は、法曹や公務員に限らず、幅広い分野で生かされます。

本学部では、憲法、民法、刑法などの基本科目を体系的に学ぶとともに、政治、国際関係などの科目まで幅広く学ぶことができます。さらに、外国語教育や留学プログラムを通して、異なる文化や制度を持つ人々と学ぶ機会も用意しています。

多様な分野を学ぶ学生が集う東大阪キャンパスでは、学部の枠を越えた出会いがあります。異なる考え方を持つ友人と語り合い、課外活動や留学、資格取得などにも挑戦する中で、自分の視野を広げてください。大学での一つひとつの経験が、将来、社会の課題に向き合い、誰かの役に立つための力につながります。教職員一同、授業や進路相談、学生生活の面から、皆さんの挑戦と成長を丁寧に支えてまいります。

近畿大学法学部で、どのような社会をつくりたいのか、どのような仕事を通して人や社会に貢献したいのかを、私たちと一緒に考えてみませんか。問いを持って学び、仲間と議論し、挑戦する中で、自分の夢に向かって一歩を踏み出してください。皆さんと学べる日を、心から楽しみにしています。

令和8(2026)年10月1日

法学部長

松久 和彦
KAZUHIKO MATSUHISA
法学部長