空手道部国体団体優勝選手の報告会&硬式野球部ペルー短期派遣研修参加選手の激励会を開催

2016.12.09

工学部空手道部に所属する情報学科3年 伊藤 璃輝選手(山口県・山口県鴻城高校出身)は、今年(2016年)10月8日(土)〜10日(月・祝日)に開催された第71回国民体育大会「希望郷いわて国体2016」の「空手道」の部に山口県代表として参加し、組手団体戦(男女混成)の団体優勝に貢献しました。

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また、工学部硬式野球部に所属する、ロボティクス学科3年 大谷 寛人選手(山口県・長門高校出身)、情報学科3年 前田 佳哉選手(大阪府・近畿大学附属高等学校出身)の2人は、2017年2月~3月にかけて、青少年への野球指導のボランティアのため、ペルーに短期派遣研修に参加することが決まりました。

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この2件を受けて、12月5日(月)、国体の成果報告会ならびに3選手の激励昼食会を行いました。

国体の成果報告会では、工学部長 野村 正人教授の他、学生部長補佐 荻原 昭夫教授、空手道部部長 田中 一基教授に対し、伊藤選手から試合の流れや結果について詳細な報告がありました。
同じチーム(山口県・男女混成組手団体)には、伊藤選手の他、平成25年度卒業の空手道部OB 森岡 康成さんもいらっしゃいました。

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それに対して、野村学部長からは労いの言葉がかけられると同時に、「今回の国体団体優勝という成果を得て、後輩たちからもまた違う目で見られると思うので、良い手本となり、また、自身も、メダルに恥じない学生生活を今後も送ってください」というメッセージが送られました。

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【野村学部長と伊藤選手】

その後は、硬式野球部の大谷選手、前田選手の他、野球部長 松冨 達夫教授、国際交流委員 安尾 正秋教授、硬式野球部の右近 理監督も席に加わり、昼食会が行われました。

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ペルーへの短期派遣研修は、2014年度にJICA(独立行政法人国際協力機構)と近畿大学間で覚書が締結された「ペルー共和国野球振興支援に係る青年海外協力隊ボランティア事業連携」事業の一環で、広島キャンパスだけでなく、東大阪キャンパス、福岡キャンパスの硬式野球部の学生と一緒に参加するものです。
工学部硬式野球部からの派遣は2年目となります。

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野村学部長から大谷選手、前田選手に対し、「二人が将来野球に関わったり指導者の立場になったりすることになれば、今回の経験はきっと大きなファクターになると思います。言葉の壁があるので、コミュニケーション能力についても必要になってくるでしょう。折角の機会を大いに役立てて頑張ってください。」とエールが送られると共に、ペルーという高地の環境への派遣であること、また世界的な脅威となっている蚊が媒介する感染症などに対しても注意喚起があり、「身体に気を付けて、何よりも元気な姿で帰って来てくれるのを待っています」というお話がありました。

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海外での野球指導ということで、TOEICのスコアなど学業面での基準もクリアした学生だけが、このボランティアに参加することができます。
近畿大学工学部硬式野球部の代表として、頑張ってきてください!

今後も3人の活躍を期待しています!!