生命情報工学科 財津研究室と研究グループの研究成果が国際学術誌に掲載されました!

2026.01.08

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生命情報工学科 財津桂教授、生体システム工学専攻博士前期課程2年杉浦伸之輔さん、大谷悠斗さんら研究グループの研究成果が国際学術誌Food and Chemical Toxicology誌のWebサイトにて1月7日に掲載されました。

身近なプラスチックに使われる「DEHP」という物質は、妊娠中の摂取が危険視されています。妊娠マウスを用いた実験の結果、DEHPを摂取すると母親の肝臓でアミノ酸やビタミンの代謝が乱れることが分かりました。この「お母さんの肝臓で起きる異変」が、お腹の赤ちゃんの命や成長を脅かす大きな原因となっている可能性を、本研究は突き止めました。

杉浦さんコメント:本研究では、バイオインフォマティクスと呼ばれる情報科学的な手法を駆使して、膨大なデータの裏側にある意味を読み解きました。これまで自身の研究で培ってきた『データを読み解く力』や『科学的な視点』が、解析をより深く、正確に進めるための大きな鍵となりました。

大谷さんコメント:本研究では、これまでの研究活動を通じて培ってきた機械学習を中心としたデータ解析およびプログラミングの経験を最大限に活用しました。これまでの研究活動で養われた論理的な思考力が、本研究においても結果を理解する手助けとなりました。

教授の指導のもと、学生が主体的に研究に挑戦し、世界に向けて成果を発信できたことは、教育・研究活動の成果を示すもので今後のさらなる活躍を期待しています。

論文名:Metabolic Profiling of the Maternal Liver in Pregnant Mice Exposed to Di(2-ethylhexyl) Phthalate (DEHP)

Food and Chemical Toxicology