体の炎症反応が"大脳"に影響する？ 全身性炎症から神経障害が発現する機序の解明に期待
2025.12.01
- 生命情報
- 大学院
生命情報工学科教授 財津桂、生体システム工学専攻博士前期課程2年杉浦伸之輔らの研究グループは、全身性の炎症モデルマウスの脳（大脳・海馬・小脳・視床下部）の解析を行った結果、大脳において代謝異常が起こり、神経障害が生じている可能性が示唆されました。本研究成果は全身性炎症から神経障害が発現する機序の解明に役立つものと期待されます。
本研究成果は、令和7年（2025年）12月1日（月）AM9：00（日本時間）に、アメリカ化学会が発行する国際的な学術誌Journal of Proteome Researchに掲載されました。