遺伝子工学科 山縣研究室の論文が杉山記念財団SMF論文表彰で優秀賞を獲得しました!

2025.11.14

  • 遺伝子
  • 大学院

本賞は、その年に出された論文のうち、生殖補助医療(体外受精など)に大きく貢献したと考えられるものを表彰する制度になります。1st authorは元研究員の胡桃坂真由子さんで、現在は横浜市立大学で胚培養士として働いておられます。

以下、山縣のコメント
胡桃坂さんのこの論文は、「採卵の際に母体に施すホルモン刺激が卵子の質に影響を与えるか?」という疑問に対して、マウス受精卵を用いたライブセルイメージング実験により検証した研究です。
結論として、ホルモン刺激は卵子に大きな影響を与えないというものになり、長年の議論に一つの回答を提示したことになりました。胡桃坂さんの頑張りはもとより、研究室の多くのメンバーの協力があって受賞に繋がったと考えており、関係の皆様に深く感謝いたします。

おめでとうございます!

公益財団法人 杉山記念財団

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