近大ベンチャー社長兼研究員が『バイオテックグランプリ2025』でTOMOWeL共同印刷賞を受賞!一般投票で第2位に

2025.10.23

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近畿大学発ベンチャー企業「株式会社セルフィルム研究所」社長で近畿大学研究員の伊藤健司さん(指導教員 秋田求教授)が、2025年10月18日に東京で開催された「バイオテックグランプリ2025において、TOMOWeL共同印刷賞と一般投票で第2位を獲得されました。

このグランプリは、大学・研究機関・スタートアップなど、全国から有望なチームが参加し、伊藤さんは高いガス透過性のフィルムで作成した静置培養バッグ「OKUDAKE」は通気が必要な微生物培養の静置培養を可能にする、というテーマで受賞しました。

伊藤さんコメント↓
「グランプリ申請時に送った自己紹介動画で「趣味はゾンビです」と着ているTシャツを見せたことが非常に刺さったと会場で伺い、心の中で大きく拳を振り上げました。
グランプリでは、どのプレゼンテーションも素晴らしいものでした。その中で、私たち株式会社セルフィルム研究所の静置培養バッグ「OKUDAKE」がすばらしい成績を獲得することができ非常に光栄に思っております。
秋田先生からベンチャーの社長やってみないかと声を掛けられ、研究と社会を繋げる私にしか社会にできない表現だ!と思い、2つ返事で始めました。創業メンバーにサポートしてもらいつつ、先生と夢を実現するために議論し、そして学生たちの協力があって、夢が少しづつ形になり、今一つの成果にたどり着きました。目の前にはまだまだ道は広がっています。誰もが知る大きな会社になるために、今回の成果を1つの糧に日々邁進していきます。

おめでとうございます!

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バイオテックグランプリ2025

「微生物に物理的ストレスを与えない画期的な液体培養方法」プレスリリース