応用物理学会 関西支部 2023年度 第3回講演会において医用工学科4年生が優秀ポスター賞を受賞!

2024.02.02

  • 医用

2024年1月23日に開催された応用物理学会 関西支部 2023年度 第3回講演会において、近畿大学生物理工学部医用工学科4年生の秋吉諒一さん (指導教員 三上勝大 講師) が優秀ポスター賞を受賞しました。

【発表研究】
発表番号:P-03
発表題目:振動検知によるレーザー損傷発生位置センシング
発表者:秋吉 諒一 1), 三上 勝大 1), 宮坂 泰弘 2)
所属:1) 近畿大学 生物理工学部 2) 量子科学技術研究開発機構 関西光量子科学研究所

この研究は、高出力レーザー装置に搭載されるミラーやレンズが、高エネルギーレーザー光に曝されることで破壊される現象 (レーザー損傷) に関する内容です。目視や顕微鏡による長時間の確認作業という課題に対して、レーザー損傷の発生だけでなく発生位置の即時自動検出につながる技術を実証しました。この成果は、産業界で活用されているレーザー装置に留まらず、共同研究先が有する世界最先端の大型レーザー装置J-KAREN-Pレーザーや、次世代重粒子がん治療装置で検討されている高強度レーザー装置の開発に貢献することが期待されます。

本賞は満33歳以下の発表者による全26件の発表のうち、審査により選出された2件に対して授与されました。
おめでとうございます!

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