人間環境デザイン工学科でデザインコンテスト表彰式が行われました!

2023.07.06

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2023年1月~3月に人間環境デザイン工学科で実施されたデザインコンテストで学部生・大学院生が表彰されました。
このコンテストは、人間環境デザイン工学科の1~4年生と、人間環境デザイン工学科を卒業した大学院生を対象に行われました。個人、グループを問わず、学科をイメージするようなテーマで、イラスト、CG、動画、立体モデルなど、ジャンルを問わず自由な制作物の出品を募りました。審査の結果、3作品に優秀賞が与えられ、表彰式が行われました。

・ 建築デザイン部門 優秀賞 「賃貸のオフィスビル」⻄村篤輝
・ 学科アピール部門 優秀賞 「のびしろしかないわ」北嶋怜旺、高垣遥華
・ ものづくり部門 優秀賞 「カードケース」廣瀬祐大
それぞれ、以下のような思いを込めて作品作りをしたそうです。
皆さん、おめでとう!

〈受賞者コメント〉

人間環境デザイン工学科 3年生 西村 篤輝さん「賃貸のオフィスビル」
意匠設計の仕事に将来携わりたいという思いから、作成に取り掛かりました。建築学部で使われている ArchiCAD というソフトを身に付けたいと思い、基本的な知識が必要となるオフィスビルを作成しました。AutoCAD比べ、ArchiCAD では建物の材質を選べることが出来、家具がデータとして沢山存在しますので、ビル内の机は既存のデータを基に配置しました。ArchiCAD の建材の選択機能を用い、断熱効果を高める建材で、1 階の活動が盛んな空間を断熱材で囲みました。屋外にテラスを設け、内部フロアに光が伝えられるように建物の南側をガラス張りにしました。そのガラス面を建物と離別させることで、外からフロア内部の様子が見られないようにしました。一階を仕事用のスペース、二階と三階はテナント、屋外テラスは休憩所として使用し、各階の使用者同士で交流の輪が出来たら良いなと考えています。

人間環境デザイン工学科 3年生 北嶋 怜旺さん・髙垣 遥華さん「のびしろしかないわ」
私たちはこの学科に入り、いろんな専門知識を学んで、成績がどんどん伸びました。高校生の時に成績が伸び悩んでいる人がいても、この学科に入ってもう一度物理や数学を学び直すことで、まだまだ伸びることができることを伝えたいという思いがタイトルにあります。私たちが人間環境デザイン工学科を志望したきっかけは、YouTubeで、「近大の全学科丸わかり!生物理工学部 人間環境デザイン工学科」という学科紹介を見た時です。特に印象的だった言葉が「マルチにいろいろなモノづくりができるよう、分野が異なる専門家がアイデアを持ち寄れる環境にあり、入学後に様々な専門を経験してから進路を決められる学科である。」というところです。高校生のころ将来何を目指せばいいか悩んでいた時期だったので、自分の将来を見たうえでどの分野に行くか決められるという学科の強みは非常に魅力に感じました。このことを高校生や保護者の方に伝えたいと思い、イラストで表現しました。

近畿大学大学院 生物理工学研究科 生体システム工学専攻修了 廣瀬 祐大さん「カードケース」
私はものづくりが好きなので、自分の作品を通して、高校生に「近大は面白そう!」と思ってほしいなと思い、デザインコンテストに応募しました。また入学前の私は、大学の研究室に入るとどんなことが出来るようになるのか想像できなかったので、それをイメージするための一例として作成しました。MDFという木質ボードを大学院の研究に使ったレーザーで切り出し、建築にも用いられる刻み組継ぎという接合にしました。硬い材質を曲げ伸ばしできるようスリット構造を持たせたデザインにしています。学部名とボストくんもレーザー加工で入れました。このカードケースは、ビニールのケースに入れた状態の学生証がぴったり入るサイズに作っています。名刺も入るので名刺入れとして使うこともできます。

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