医用工学科1年生を対象とした近畿大学病院見学会を開催 -医療機器を用いた最新治療を学ぶ-

2023.07.14

  • 医用

 2023年6月24日(土)に、生物理工学部医用工学科1年生を対象とした近畿大学病院(大阪狭山市)の見学会を行いました。新型コロナウィルス感染症の影響もあり、4年ぶりの開催となりました。同院臨床工学部の臨床工学技士の方々のご協力のもと、OP(手術)室、心血管造影室、ICU(集中治療)室、救命救急センター、透析室、ME機器管理室などを学生53名が見学しました。

画像1.png施設見学の様子(手術ロボットの操作体験など)

 近畿大学病院、近畿大学奈良病院には、医用工学科の卒業生17名が臨床工学技士として勤務しています。見学会の最後には、近畿大学病院で働いている先輩から後輩に向けて、温かい激励のメッセージを頂きました。

画像2.png臨床工学技士として勤務している卒業生のスピーチ

 参加した学生にとっては、大学卒業後の自分自身のキャリアを明確に意識しながら、目標をもって今後の大学生活を送っていくことの大切さを実感できるイベントになったと思います。医用工学科では、医療機器を用いた治療の発展に寄与できる技術者を社会に輩出することを目指しています。今後も近畿大学医学部や近畿大学系列病院などと連携し、より実践的な教育を学生に提供できるように心がけていきます。

工学技術を駆使して医療の発展に貢献する。そんな素敵なエンジニアを目指してみませんか?