大学院生が『日本生体医工学会臨床工学技士研究発表 奨励賞』受賞!

2022.07.07

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2022年6月28日~30日に開催された第61回日本生体医工学会大会において、近畿大学大学院生物理工学研究科生体システム工学専攻博士前期課程1年の瀬川新さんが『日本生体医工学会臨床工学技士研究発表 奨励賞』を受賞しました。

【発表研究】
CE-4
深層画像生成技術を用いたFDG-PET/CT像異常検知による病変強調
瀬川新 1、根本充貴 2、甲斐田勇人 3,4、山口明乃 1、木村裕一 2、永岡隆 2、山田誉大 4、北島一宏 5、石井一成 3,4
1 近畿大学大学院生物理工学研究科、2 近畿大学生物理工学部、3 近畿大学医学部、4 近畿大学高度先端総合医療センター、5 兵庫医科大学 *木村裕一は現在近畿大学情報学部

この研究は、AIによる画像生成・画像変換の技術を医用画像上のがんなどの異常部強調に応用したものです。がんのパターンを機械学習させずにがんを強調するユニークな手法を提案・検証しています。

日本生体医工学会は、医学・生物学分野の基礎研究・臨床研究課題に理工学の知見からアプローチをする研究者が集う日本有数の学会です。
本大会での臨床工学技士による研究発表の中から厳選された6演題による「CE特別セッション」が催され、瀬川さんの発表はその中で最も優秀なものとして評価されるという大変素晴らしい結果となりました。

第61回日本生体医工学会大会

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