生物工学科教授・星岳彦が「日本農業工学会 学会賞」を受賞

2021.05.28

  • 生物

 近畿大学生物理工学部 生物工学科教授の星岳彦が、「2021年度 日本農業工学会 学会賞」を受賞しました。
これに際し、2021年5月14日にオンライン開催された「日本農業工学会賞2021受賞者講演会」において受賞講演会(オンライン)が行われました。
日本農業工学会は1984年に発足し、正会員(10学会、1協会)、賛助団体、および正会員に所属する個人で国際農業工学会(CIGR)に登録された国際会員から構成される歴史と伝統のある学会です。


日本農業工学会

受賞概要

■内容:学会賞

■タイトル:施設環境計測制御の情報基盤の開発と普及

■要旨 :最小の経済的損失・エネルギ投入で,生産植物から得られる経済的利益を最大化するために,植物生産施設の 環境計測制御が必要である.近代的な植物生産施設の環境制御,および,それを支える環境計測には,人力では 困難な,高頻度・継続的な操作が必要になるためにオートマタの導入が不可欠であり,各設備・機器の挙動を合 目的に複合・統合するための連携・協調も欠かせない.つまり,情報技術と通信技術が大きく貢献し,それらが うまく機能するプラットフォームとして,情報規格と通信規約の策定が重要である.研究のメインテーマのひと つである,植物生産施設の環境計測制御システムとその標準化に関する研究の経緯と経過の概略を述べる.

■受賞者
星 岳彦(ほ星教授(生物).jpgし たけひこ)
所属:近畿大学 生物理工学部 生物工学科 教授
学位:博士(学術)(千葉大学)


農業工学会賞・盾.JPG農業工学会賞・賞状.jpg