近畿大学生物理工学部食品安全工学科・先端技術総合研究所と和歌山県畜産試験場の共同研究により開発された紀州和華牛がプレミア和歌山特別賞を受賞

2021.05.12

  • 食品安全
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  近畿大学生物理工学部(食品安全工学科 白木准教授・先端技術総合研究所 松橋講師)が参画している和歌山県畜産試験場との共同研究(和歌山県農林水産業競争力アップ技術開発事業)により和牛の新ブランド「紀州和華牛」が誕生しました。
この度、この技術を民間に移転しエコマネジメント株式会社により生産された「紀州和華牛」が、令和2年度プレミア和歌山推奨品として認定され、同時に審査委員特別賞を受賞しました。特別賞はプレミア和歌山申請品の中から審査委員会が特に優れたものとして認定するもので、県の支援による販売促進などが行われます。

【本件のポイント】
・日本の高齢化および健康志向を見据え、和牛の美味しさを保ちつつ、脂肪交雑(サシ)を抑え赤身が特徴となるように研究開発されました。
・和歌山県特産のみかんジュースの搾り粕や醤油粕など、食品廃棄物を有効活用する「エコフィード」を使ったことにより、ビタミン豊富な飼料で育てられています。
・脂肪を抑えたので低カロリー、赤身なので高タンパク質であるだけでなく、ビタミン豊富な餌で育てられたため、肉に含まれるビタミンも多くヘルシーなのが特徴です。

プレミア和歌山HP
https://premier-wakayama.jp/
和歌山県農林水産業競争力アップ技術開発事業
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/070100/070109/002.html

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紀州和華牛