アドベンチャーワールド連携アクティブラーニング講義を実施

2020.12.17

  • 遺伝子
  • 先端技研

⽣物理⼯学部は、アドベンチャーワールドと共同で「野⽣動物の保全」をテーマとしたアクティブ・ラーニング講義を実施しました。
本年度は、新型コロナウイルスの感染拡⼤を受け、オンライン形式と対⾯形式を組み合わせた形で実施し、講師を務める動物教材研究所 pocketの松本朱実先生の指導の下、アクティブラーニングを展開しました。


令和2年(2020年)12⽉12⽇に⾏った最終講義では、オンラインで参加するアドベンチャーワールドのスタッフに対し、学⽣グループがこれまでのアドベンチャーワールドでの現地実習や⾃らの調査内容をもとにプレゼンテーションを⾏いました。

20201212_131433.jpgIMG_0256.PNGアドベンチャーワールドのスタッフがオンラインで学⽣のプレゼンテーションを⾒守る様⼦

■アドベンチャーワールドでの現地実習の様子

現地実習では、「ライオン・チーター」「ペンギン」「キリン」「イルカ」「ホッキョクグマ」「レッサーパンダ」「コツメカワウソ」の7つの班に分かれ、アドベンチャーワールドのスタッフのレクチャーのもと、飼育動物の生態観察や来場者調査を行いました。

また、副園長の中尾先生からは、11月22日に誕生したジャイアントパンダの赤ちゃんを母親が子育てする様子などを学生に直接語ってくださいました。
動物にしっかり向き合い調べる大切さを教えていただき、現地実習ならではの、学生にとって大変貴重な体験となりました。

ライオンチーター班②.JPGペンギン班②.JPGキリン班.JPGイルカ班.JPGホッキョクグマ班.JPGレッサーパンダ班.JPGコツメカワウソ班.JPG堆肥場②.JPGペンギン班.JPG講義②.JPG


近畿⼤学とアドベンチャーワールドは、平成29年(2017年)3⽉に産学連携協定を締結しています。
これまでに、近畿⼤学⽣物理⼯学部・先端技術総合研究所にてバンドウイルカとキングペンギンの⼈⼯授精のための共同研究を開始するなど、研究分野で連携してきました。
本講義は、その⼀環の教育分野での新たな取り組みとして、⽣物理⼯学部が平成30年(2018年)から実施しています。

アドベンチャーワールド×近畿大学 産学連携に関する協定を締結 希少動物等の遺伝資源を用いた研究展開を図る

アドベンチャーワールド×生物理工学部 バンドウイルカとキングペンギンの人工授精へ向けた共同研究がスタート 精子を凍結させる保存液の開発と使用技術の確立を目指す

アドベンチャーワールド×近畿大学 キングペンギンの人工授精に成功