令和元年（2019年）5月、「第74回年次大会（2019年）日本物理学会 学生優秀発表賞受賞者（Student Presentation Award of the Physical Society of Japan）」が発表され、本学大学院生物理工学研究科 生体システム工学専攻 博士前期課程2年の松倉里紗さんと古江祐也さんが、「領域12（ソフトマター物理／化学物理／生物物理）」において本賞を受賞しました。

松倉さんと古江さんは、自然科学分野の学会として日本で最初に生まれた権威ある本学会において、博士前期課程2年生でありながら、有力国立大学の博士後期課程の大学院生らがいる中で本賞を受賞しました。また、本賞において1研究室から2名が受賞する素晴らしい結果となりました。

受賞

■第74回年次大会（2019年）日本物理学会学生優秀発表賞（領域12）

［受賞］松倉里紗
［論文］15aG215-13『長時間MDシミュレーションを用いたHsp90と中分子薬の結合機構の提案』
［著者］○松倉里紗, 望月和人, 古江祐也, 宮下尚之*, 瀧真清, 渡辺信一, 2019年5月15日公開

■第74回年次大会（2019年）日本物理学会学生優秀発表賞（領域12）

［受賞］古江祐也
［論文］15aG215-3『分子動力学に基づいた深層学習による新規ホモロジーモデリングプログラムの開発』
［著者］○古江祐也, 根本充貴, 宮下尚之*, 2019年5月15日公開

第74回年次大会（2019年）日本物理学会学生優秀発表賞受賞者

日本物理学会について

なお、松倉さんは、今年3月に開催され、今年度で18回目を迎える和歌山情報サービス産業協会（WAKASA）主催の研究発表会でも最優秀賞を受賞しています。

和歌山情報サービス産業協会（WAKASA）