04/24(月)

生物理工学研究科博士後期課程の昨年度修了生の中家雅隆さんの論文が 国際ジャーナル『Journal of Reproductionand Development』に掲載

2017.04.24

  • 出版

今年3月に近畿大学大学院生物理工学研究科博士後期課程を修了した中家雅隆さんの論文が、
日本繁殖生物学会の国際ジャーナル
『Journal of Reproductionand Development Vol.63, No.2』に掲載され、表紙を飾りました。

同論文では、受精卵の詳細な観察が難しかった「3D-FISH法」という
染色体の構造や遺伝子座の位置情報を検出する従来の方法を、卵細胞に最適化した
新たなチャンバーデバイス(細胞観察プレート)を考案することで改良し、
これまで知られていなかった受精後の細胞核内の染色体や遺伝子座の動態を明らかにしました。

中家さんは、このような実績が認められ、今年4月、滋賀医科大学の特任助教として就任しました。

001.png