研究所沿革

農学部にアグリ技術革新研究所を作ろうというアイデアは、2016年、農学部長の重岡 成教授のひとことから始まりました。農学分野の研究は遺伝子から地球環境まで非常に多岐に渡っています。農学部の各教員が各分野でそれなりに目覚しい研究成果をあげていますが、農学部という組織が大きくなり、カバーする研究分野が多岐に渡るに従い、分野横断的な繋がりが希薄になることに重岡教授は危機感を抱かれました。

戦国武将・毛利元就の三本の矢ではありませんが、分野横断的な繋がりを持つことは、個別の分野のみでは見えてこない新しい切り口を提供する可能性があります。自分の専門分野以外の研究内容に接することは、新しいひらめきを生み出す可能性があります。

アグリ技術革新研究所は、農学における分野横断的な研究情報の集約と連携を可能にする研究・教育のプラットフォームとしての機能を担うため2018年4月に誕生しました。