「レニングラード数学オリンピアード」で出題された問題をまとめた本で本学教員が共訳を担当
2025.01.29
理工学部理学科 数学コース 教授 山下登茂紀が共訳を担当した、レニングラード数学オリンピアード(Grade Five Competition from the Leningrad Mathematical Olympiad: 1979-1992)が発刊されました。(共訳:慶應義塾大学 藤沢潤教授)
本書は、歴史のある数学コンテスト「レニングラード数学オリンピアード」において、1979~1992年に出題された現地の5年生(日本の中学校1年生の学年に相当)向けの問題より構成されています。
難しい知識を必要としない中学校水準の問題ではありますが、高校生や大学生でも簡単には解けない問題が多く掲載されています。問題に取り組む際に手助けとなる例題が与えられていたり、発展的な内容も紹介されていますので、中高生から大学生、さらには社会人までと幅広い年齢層の方が楽しめる内容となっています。