第53回 国際化学オリンピック日本大会 2021 が開催されました

2021.08.03

世界の高校生が化学の実力を競う『第53回国際化学オリンピック日本大会 2021』が2021年7月25日〜8月2日の日程で開催されました。
実験問題は近畿大学で開催予定でしたが、コロナ禍の影響により昨年のトルコ大会に引き続き、リモート開催となりました。
本大会は、85ヶ国から、代表高校生312名、ヘッドメンター・メンター 157名、オブザーバー・ゲスト52名の参加者となり、過去最高の参加国数、参加者数で開催されました。
日本大会の実験問題作成には、理学科化学コース黒田孝義教授を委員長に、大阪大学、大阪府立大学、近畿大学から10名がメンバーとして参加しました。2019年5月から実質的な活動を開始し、これまで10数回の会議を重ねてきました。
2020年10月には4年生や大学院生を集めて、本番を想定した模擬実験を6号館2F応用化学実験室で実施し、リモート開催が決定した後、2021年5月には、ビデオ撮影会が同じ応用化学実験室で行われました。ビデオは開催期間中上映され、さらにホームページ上でご覧いただけます(ホームページ下部にある「実験試験解説動画」から視聴できます)。以下の写真は、ビデオ撮影後のスタッフ集合写真です。
これまで、施設利用や実験試薬・器具などの準備のために協力してくれた多くの学生をはじめ関係者の皆様に、この場を借りて深く感謝申し上げます。
2021年8月3日以降は、国際化学オリンピック日本大会ホームページにてオンデマンド配信しています。

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