本学大学院生が「2025年度核データ+TOMOEプロジェクト合同研究会」において優秀ポスター賞を受賞

2025.12.04

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近畿大学大学院 総合理工学研究科 エレクトロニクス系工学専攻 M2 上野雅己さん(指導教員:エネルギー物質学科 有友嘉浩 教授)が「2025年度核データ+TOMOEプロジェクト合同研究会」において優秀ポスター賞を受賞しました。

2025年11月19日(水)-21日(金)に茨城県東海村のJAEA Tokai Mirai Baseで開催され、日本原子力学会核データ部会主催、日本原子力研究開発機構原子力基礎工学センター、日本原子力学会シグマ調査専門委員会、高エネルギー加速器研究機構、TOMOEプロジェクト共催で開催されました。
核データ研究会は、核データに関する国内会議として最も長い歴史を持ち、日本の多くの大学、研究機関、産業界からの参加者を集め、当分野における課題の解決と新テーマの発掘を行う場として重要な役割を果たしています。本年度は三体核力の理論体系確立を目指すTOMOEプロジェクトと合同開催し、核データと最新の原子核理論によるシナジー創出が期待されます。

タイトル:「Systematic evaluation toward predicting low-energy heavy-ion reactions using a dynamical model」

概要 :本研究は、2つの原子核が融合し複合核形成に至る未解明な反応メカニズムを明らかにするためのものです。あらゆる反応系での生成核種を理論的に予測可能とし、未知の超重元素探索などの実験研究に対して、理論面から強力な指針を与えることが期待されます。

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