総合理工学研究科 エレクトロニクス系工学専攻 本学大学院生が「2024年度核データ研究会」においてポスター優秀賞を受賞
2024.12.02
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総合理工学研究科 エレクトロニクス系工学専攻 M2 中島滉太さん(指導教員:エネルギー物質学科 有友 嘉浩 教授)が「2024年度核データ研究会」においてポスター優秀賞を受賞しました。
受賞内容:核子移行反応による生成核の角運動量分布と、蒸発残留核に関する理論計算
概要 :この計算によって得られた結果は、新元素合成にとって非常に重要な計算結果であり、また、核廃棄物処理や福島第一発電所に残る燃料デブリの処理に関する応用とも関連する研究内容で、非常に多くの人から評価を獲得した
2024年11月14日(木)-15日(金)に大阪府熊取町の熊取交流センターで開催され、日本原子力学会核データ部会、京都大学複合原子力科学研究所主催、日本原子力学会「シグマ」調査専門委員会、日本原子力研究開発機構 原子力基礎工学研究センター、高エネルギー加速器研究機構共催で開催されました。
本研究会は1978年から続いているもので、原子力開発の基盤である核データに関して、ユーザ、核データ評価者、測定者、理論的研究者が一堂に会し、その研究の方向性および重点課題の議論と確認のため、日本原子力学会核データ部会が主催して行われています。口頭発表、ポスター発表とともに、核データの作成および応用の基礎となる分野に関するチュートリアルを企画し、核データ作成者とユーザのコミュニケーション向上に実をあげるべく、計画されています。