自然界には存在しない「反転型の葉緑素」の人工的創出に成功 光合成生物の進化を解明するうえで重要な成果

2020.11.10

  • 研究

近畿大学理工学部(大阪府東大阪市)理学科化学コース教授 佐賀 佳央 らの研究グループは、自然界には存在しない「反転型の葉緑素※1 」を人工的に創りだすことに成功しました。この「反転型の葉緑素」は実際に光合成することができるため、この成果を発展させることで、光合成生物が利用できる光を人工的に調節し、生育速度などをコントロールして、食料増産などへ展開させることも期待できます。
本件に関する論文が、令和2年(2020年)11月9日(月)19:00(日本時間)、英国の科学誌"Scientific Reports"にオンライン掲載されました。
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