研究者間での研究アイデア共有を促す試み:Ecological Research誌上にてアイデアペーパーを提案・紹介

2020.07.30

  • 研究

生態学分野における研究アイデアの共有を促す目的で、近畿大学(大阪府東大阪市)理工学部教授 松井 一彰、龍谷大学先端理工学部教授 三木健、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター准教授 中村誠宏の企画編集による新しいタイプの科学論文「アイデアペーパー」が提案・紹介されました。20207月号のEcological Research誌(Wiley社)にて特別企画として発表されます。<https://esjjournals.onlinelibrary.wiley.com/toc/14401703/2020/35/4>

本企画の特徴

チーム研究が活発になって分業化が進む中、方法を共有するための仕組み(例えばmethod paper)やデータを共有するための仕組み(例えばdata paper)は整いつつありますが、研究アイデアの共有はあまり進んでいません。そこで研究アイデアの共有を促すことを目的に、新しいフォーマットの論文を企画・編集しました。

本企画編集の歩みやアイデアペーパーの形式等については、下記のサイトからもご覧いただけます。< https://sites.google.com/view/ideapaper3/home?authuser=1