総合理工学研究科エレクトロニクス系工学専攻博士前期課程2年宮本裕也君の研究結果が2019-2020年度版日本原子力研究開発機構 成果情報誌の表紙を飾りました。

2020.02.12

  • 研究

総合理工学研究科エレクトロニクス系工学専攻博士前期課程2年の宮本裕也君の研究成果が2019-2020年度版国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(以下、原子力機構)の成果情報誌に掲載されました。さらに、本研究成果の中で宮本君が作成した図が原子力機構成果情報誌全体の成果の図の中から選定され、その年の成果情報誌の表紙を飾りました(表紙下図)。本研究における成果は原子力機構先端基礎研究センターとの共同研究によって得られたものです。同君は夏期休暇期間に原子力機構が主催する夏期休暇実習制度に応募し、夏期実習生として約3か月近く現地の研究者とともに共同研究を行いました。

本研究で得た核分裂の理解は、元素の周期表の上限を決定する超重元素の存在限界や、天体での元素合成過程を通じて自然現象で生成される元素の上限、さらには放射性物質の毒性を核分裂反応によって低減する核変換技術にも貢献するものです。

日本原子力研究開発機構出版「原子力機構の研究開発成果情報誌」2018-2019年度版成果情報誌 トピックス 3-1(フェルミウム原子核で出現する特異な核分裂を理論解明-超重元素の存在限界の理解へ-)



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