教員・研究員紹介

数学・物理

物理学、素粒子、原子、分子、化学

物理学、素粒子、原子、分子、化学の教員及び研究室について紹介します。
※研究室は、2023年度のものです。2024年度は変更になる場合があります。

有友 嘉浩(ありとも よしひろ)

職名
教授
研究室
核反応エネルギー研究室
原子核理論、超重元素合成

原子核反応によるエネルギー利用をテーマに、核反応のダイナミクスの解明に向けて挑戦しています。核融合、核分裂、核変換、再処理、超重元素合成について広く研究を行っています。

加藤 幸弘(かとう ゆきひろ)

職名
教授
研究室
素粒子実験研究室
素粒子実験

現在、物質はクォークなどの素粒子で構成されていることが分かっています。では、素粒子は何でできているのでしょうか?このような疑問を、巨大な粒子加速器を用いて解き明かそうとしています。

近藤 康(こんどう やすし)

職名
教授
研究室
量子制御研究室
量子情報、物性物理学

量子情報、量子制御などの量子力学が大きな役割を果たす広い意味の制御に興味を持って、研究を行っています。特に、量子コンピュータは実現すれば、世界を変えることができます。そのような未来のコンピュータの実現に向けての基礎研究も行っています。

若林 知成(わかばやし ともなり)

職名
教授
研究室
構造物理化学研究室
物理化学、ナノ構造化学

レーザーの光を使うと物質を瞬時に数千度以上の高温に加熱でき、普段は見られない分子を作り出すことができます。その光吸収や光散乱、蛍光などユニークな物性を調べます。宇宙空間にも存在するサッカーボール型分子C60の生成機構を調べます。

段下 一平(だんした いっぺい)

職名
准教授
研究室
量子多体物理学研究室
凝縮系理論、原子・分子・光学物理学理論、量子制御理論

固体中の電子集団や液体ヘリウムなどの凝縮物質では、構成粒子の量子性と相互作用の結果、直感に反する数々の物理現象が起こります。新奇な量子多体効果の開拓を目指して、さまざまな解析手法を開発します。

芳原 新也(ほうはら しんや)

職名
准教授
研究室
放射線計測学・放射線応用学研究室
放射線計測学

純粋なポアソン統計現象である放射性崩壊と、時系列相関のある統計現象である原子炉内の核分裂連鎖反応との違いを、コンピュータシミュレーションを用いることにより解明していきます。 プログラミングだけではなく、原子炉物理学や統計学、放射線計測学など幅広い知識を動員して行う研究は非常に心躍るものです。

三角 樹弘(みすみ たつひろ)

職名
准教授
研究室
場の量子論・素粒子論研究室
理論物理学 場の量子論 素粒子論

万物の根源的要素である素粒子は「場の量子論」と呼ばれる理論によって記述されます.場の量子論においては粒子の存在が不確定になり,粒子が無から生成されたり逆に消滅したりする驚くべき状況が生じます.本研究室では,この理論のさまざまな解析手法を提案・研究し,実際の物理現象に応用することで自然の深い理解を得ることを目標としています.