【学生受賞】「日本経営工学会 中国四国支部 第51回学生論文発表会」で情報学科の学生2名が優秀研究発表賞を受賞!
2025.03.05
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2025年2月22日(木)に開催された「日本経営工学会 中国四国支部 第51回学生論文発表会」において、本学部の情報学科の学生2名が「優秀研究発表賞」を受賞しました。
この発表会は、学生がそれぞれの環境と制約の下に研究した成果(卒業研究および修士論文)を発表する場であり、自らの研究成果を効果的に発表することや、参加者との意見交換を通して、発表者自身のさらなる自己研鑽と、経営工学分野の学問の発展を目的としています。
【受賞者紹介】
◆村岡 拓海 さん
滋賀県立八幡高校 出身
工学部情報学科 4年生
所属:企業情報システム研究室(谷﨑 隆士 教授)
受賞内容:日本経営工学会 中国四国支部 学生論文発表会【優秀研究発表賞】
受賞論文:ARMAモデルとカルマンフィルターを用いた飲食店の来店客数予測
(論文概要)
日本のGDPの7割を占めるサービス産業の生産性は、製造業と比べて低く、その生産性向上は我が国の重要課題の一つである。このような背景から生産性向上の手段として工学的アプローチを用いた来店客数予測に取り組んでいる。本研究では、サービス産業の一つである和食レストランチェーンを対象に、ARMAモデルとカルマンフィルターを用いて、来店客数予測に取り組み、数値実験で有効性を確認した。
◆張 真皓 さん
広島国際学院高等学校 出身
工学部情報学科 4年生
所属:経営情報システム研究室(片岡 隆之教授)
受賞内容:日本経営工学会 中国四国支部 学生論文発表会【優秀研究発表賞】
受賞論文:仮想空間による防災学習コンテンツの作成と有効性検証~VRとWebの体験特性~
(論文概要)
近年、災害対策の重要性が高まる一方で、防災意識の低さが課題となっている。その解決策として、メタバース空間を活用した防災訓練が注目されている。本研究では、VRとWebを用いた訓練の特性を比較し、学習効果の評価を行うことで、メタバースを活用した防災訓練の有効性を検証した。