【SAP ジャパン株式会社】工学部情報学科「情報システム管理」第3回特別講演を開催

2020.11.20

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11/17(火)、工学部情報学科の専門科目「情報システム管理」の第3回特別講演が開催されました。
講師として、第1回第2回に引き続き SAP ジャパン株式会社 CFO ソリューション推進室 シニア・ソリューション・プリンシパル(CoE)関口 善昭 様をお迎えし、「シェアードサービスセンターの在り方」というテーマで、オンラインでご講演いただきました。

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講義の前半では、「シェアードサービスセンターの目的、役割、位置付け」「SAPのシェアードサービスセンター事例」などについてご説明いただきました。
さらに、ロボティックプロセスオートメーション(RPA)の機能を同時に活用することによって、在宅体制でもワンチームとしての活動が可能になるなど、シェアードサービスを支える仕組みについても解説いただき、大変興味深い内容でした。

前半の講義の内容をもとに、後半には「シェアードサービスセンターの設立目的を最低3つ挙げよ。」というテーマについてグループディスカッションを行い、発表を行いました。
関口様からは、発表内容について考察をさらに深め、追加の説明をグループで検討するように求める場面もありました。学生達も真剣に課題に取り組み、ご講演後にさらに議論を行うグループもあるなど、非常に有意義な時間となったと思います。

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講義を受講した情報学科3年生3名に講義の感想を聞きました。

M君「大企業のシェアードサービスセンターのシステムや業務全体の管理方法など、様々な工夫を知る事ができて非常に勉強になった。」

T君「今日の講義で一番大切だと感じた事は、データの定義をしっかりとやらないといけないという事だった。情報システムを扱う上でも、コンサルにおいても絶対に必要なことだと感じた。」

K君「物事の考え方についてのお話を伺って、"なぜそうなるのか"、"なぜこれが正しいのか"を考える時に、ただ知識を当てはめるだけではなく自分なりに疑問を持って、"だからこうなんだ"という答えまで知識として理解できるようになると、物事を深く見ることができるようになるのではないかと思った。」

関口様には、今年度3回にわたりご講演いただきました。誠にありがとうございました。