「起業と経営」の最終発表会を行いました

2016.01.29

  • 研究 教育

1月13日・20日(水)、技術経営特修プログラム「起業と経営」(広島銀行寄附講座)の授業で、学生自らが企画立案したビジネスプランの発表を行っているということで、その様子を見てきました。

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この技術経営特修プログラム「起業と経営」は、全学科の3・4年生を対象として、講義とワークショップを組み合わせた授業です。講義では、起業のための理論とその成長に必要な経営資源やその獲得方法を学び、ワークショップでは、個人又は少人数のグループに分かれて新規事業のプランニングを行います。そのビジネスプランは、「ひろしまベンチャー助成金」と「キャンパスベンチャーグランプリ中国大会」に応募します。

(今年度は、佐藤 諒さん(ロボティクス学科3年/滋賀県・近江兄弟社高校出身)が、「ひろしまベンチャー助成金」の学生枠で金賞、更に「キャンパスベンチャーグランプリ中国」で特別賞(中国経済産業局長賞)を受賞しました。佐藤さんに取材した様子はこちら

この日(20日)、学生たちが発表したビジネスプランは、「高級まな板」、「VR」、「格安食品ネットスーパー」、「家具及び家電製品の再利用、販売」の4つのテーマです。どのアイデアも学生の感性を生かした斬新な発想によるもので、プレゼンも良くまとまっていて、発表までに練習を積み重ねてきたことが伝わってきました。

ビジネスプランの具体的内容(優位性、市場性、事業採算など)を発表し終えた学生は、情報学科片岡 隆之先生次世代基盤技術研究所の近村 淳 先生から講評を受けました。また、学生同士で各自の提案に対する意見交換も活発に行いました。熱弁する学生の姿がとても印象的でした。

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最後に、片岡先生より、「この短期間で、よくここまで仕上げることができた。プランニングのプロセスを経験したことは自分の財産になる。特に、これから就職活動を迎える3年生は、面接等でアピールする引き出しの一つにしてほしい。」と学生たちに労いの言葉とエールが送られました。

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片岡先生、近村先生のお話にあったように、この授業で得た経験を今後の就職活動や進路選択に活かしてください。これからの皆さんを応援しています!