工学部でけん玉教室開催!?

2015.07.13

工学部のある広島キャンパスから60㎞ほどの距離にある廿日市(はつかいち)市。
世界遺産として登録されている厳島神社(宮島)が有名ですが、廿日市市が「けん玉発祥の地」であることはご存知でしょうか?
廿日市市の小学校では新入生にけん玉を配っているそうです。

けん玉をすることによって、集中力がアップする、姿勢が良くなる、手と目の協調性が良くなるなど、いろいろな効用が謳われていますが、実際はどうなのでしょうか?
それを検証するために、情報学科 中村 一美 講師のもとへ廿日市市木材利用センター運営協議会から『けん玉の使用に伴う効用の検証』の依頼がありました。

7/2、検証の準備のため、学内でけん玉教室が開かれることになり、参加してきました。

最初に、今回の実験の趣旨について廿日市市役所の方から説明がありました。
ストレスの度合いを計測するため唾液を採取し、集中力を計測するためペーパーテストを行った後、いよいよ、けん玉教室の開催です。

けん玉講師には、日本初のけん玉専門店「kendama shop & salon 夢」を経営されている砂原 宏幸 氏をお招きしました。

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以前は小学校の先生をされていたそうで、教え方も丁寧で、お話もとても面白いっ!
持ち方、姿勢などご説明いただき、実際に10級から上級の技へと順にみんなで挑戦しました。学生たちは、けん玉に夢中になり、「できたー」といたるところで歓声を上げていました 。
中には初級の技を飛ばして、果敢にも上級の技に挑戦する人も・・・!!

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これから学生たちは毎日少しずつ、けん玉の練習を行い、技を磨き、1 か月後に再度集まるそうです。どれくらいけん玉がうまくなっているのか、そして集中力がアップしているのか・・・どのような結果になるのでしょうか。

ちなみに、世界中のけん玉プレイヤーが集い、最高の技を競い合うイベント「けん玉ワールドカップ廿日市2015」が廿日市市にて2015年7月18日(土)、19 日(日)に開催されます。けん玉を通じて世界各国の方と交流できるなんて素敵ですね。

今回の実験は『けん玉の使用に伴う効用の検証』の一部です。身近な遊びの中にも研究テーマがあるのが工学部の魅力ではないでしょうか!

今後もキャンパスブログでは当検証の様子をお伝えします。