国際経済学科について

国際経済学科の特長

国際経済を肌で学ぶ。グローバルな視野を養う。

国際経済学科では、グローバル化が進むビジネス環境に対応できる人材の育成をめざしています。国際経済学の専門知識と応用力の習得、英語だけでなく中国語を含めた語学力を強化します。

学科固有の海外留学プログラム

海外事情を知る機会として、新設された「海外留学プログラム」には、語学学習に加えインターンシップが組み込まれています。3年次前期に選抜された18名がニュージーランドにあるマッセー大学に16週間派遣されます。留学先の大学の授業料はすべて経済学部が負担。はじめの14週間を滞在するパーマストンノースでは、午前中は語学研修、午後は企業訪問、文化交流活動、インターンシップの事前学習などを行います。そして、残りの2週間を滞在するウェリントンでは、参加者の語学力に応じた内容のインターンシップを現地企業で受けます。また、2都市に滞在するため、異なる環境での生活を通して、異文化の理解も深めることができ、派遣大学では図書館やその他の施設の利用など、充実した環境の中で留学生活を送ることができます。

海外留学プログラムまでの準備フロー

マッセー大学(ウェリントンキャンパス)

国際経済学科について

国際経済学科は世界で活躍できるグローバルな視野を持ち、必要な語学力を身に付けた国際的な経済人の育成をめざして設立されました。とりわけ、専門知識と応用力の習得、語学力と情報処理能力の強化を重視しています。また、現実感覚を養うため現地研修プログラムを用意しています。2年次からは各人の関心に応じて、貿易や経済活動を理論と現実から捉える国際産業・金融分野か、欧米やアジアの経済事情、国際協力などを深く学ぶ国際地域経済分野のいずれかを選択し、専門性を深めます。

学部要項(進級・卒業要件)はこちら

国際産業・金融分野

国境を越えた経済活動を理論と現実から考える

今、経済・産業・金融のグローバル化によって、ヒト、モノ、カネ、情報が国境を越えて移動、また、取り引きされています。この背景や問題点、その克服方法について、理論と実際の両面から学びます。特に、関西とのかかわりの深いアジアに関しては深く、そして多面的に考察。国際ビジネスに不可欠な国際金融などの実務的専門知識にも力を注いでいます。さらに、すでに活発に行われている国際投資や、今後大きな問題になると予想される労働移動や援助についても学びます.

国際地域経済分野

グローバル時代だからこそ「国際地域」を深く知る

国や地域はいうまでもなく、政治、経済、文化、言語など、さまざまな面で異なっています。グローバル化の進展とともに、こうした「国際地域」への理解は、今後、ますます必要になってきます。特に、重点を置いている地域は欧米やアジアなどで、日本経済とは貿易、投資、援助などを通じて深い関係にあります。これらの地域の経済はどうなっているのか、どんな問題を抱えているのかを知ることも大事なことです。そして、今ホットな話題になっているのが、アジア太平洋地域における自由貿易協定の動きです。いずれ私たちの生活にも大きな影響を及ぼすようになるでしょう。国際地域経済分野はこれらのことを、経済理論をベースにして学びます。