総合経済政策学科について

総合経済政策学科の特長

実社会で「使える」経済学を学ぶ

総合経済政策学科では、経済学を学び、それを実際に「使える」力を身につける。そしてそれをもとに、私たちの暮らしや地域、そして地球の課題を考え、解決するための力を養います。

「自分の目で見る」ことの大切さ~フィールドワーク~

総合経済政策学科では、実習形式の講義として「フィールドワーク」を開講しています。この講義では、地域の「現場」を実際に訪れ、課題を発見し、自分たちで調査し、課題解決に向けて分析や考察を行います。また、その内容を発表することにより「発信する力」を養います。テーマは、受講生の関心に応じて、少子高齢化、環境問題、コロナ禍後の働き方や観光政策、デジタル化などさまざま。受講生のグループが主体となり、教室では経験できない実践的な学修を行います。企業、地方自治体、商店街、NPO法人など、地域の活動に携わっている人々と議論を深めることで課題や現状を把握し、学生や教員との議論のなかで、分析・考察し、解決策を模索していきます。そのなかでは、経験豊富な複数の教員が緊密に連携しながら講義を担当するので、きめ細かい的確なアドバイスを受けることができます。日帰り調査だけでなく、泊りがけで行う合宿調査も実施しています。

「公共政策」や「企業戦略」を学ぶための、たくさんのプログラム

政策や戦略を学ぶということは、現実の課題にどう対処するかを自分で工夫・考察する経験を積むことです。そのためには、教室内で学ぶさまざまな知識が欠かせません。総合経済政策学科では、「ミクロ経済学」「マクロ経済学」「統計学」など経済学の基礎的科目はもちろんのこと、「都市政策論」や「環境経済学」「公共政策論」「地域経済学」「産業組織論」「経済地理学」「情報システム論」ほか多くの応用科目が用意されており、問題解決能力や企画立案能力を育むことができる環境を整えています。

公共政策分野

政策課題や対応策を探求し、提言していく

豊かな社会を実現するため、高い政策立案能力とリーダーシップを発揮できる人材を育成します。さまざまな社会問題について、より現場に近い科目を学び、問題解決能力を身につけます。

企業戦略分野

経済学を応用して、企業戦略の立案をめざす

企業の生産、投資、人事や資金調達に関する意思決定とコーポレートガバナンス(企業統治)に関する経済学の考え方を学ぶことによって、企業戦略の立案能力を身につけます。