TOP > 中国・韓国語文化コース > 教員紹介 > 李 潤玉准教授
博士(言語文化学)
主たる専門は認知言語学です。言語表現が国によって概念的に同じ部分と異なった部分が存在する事実を示し、そこから、私たち人間がこの世の中のモノや事象をどのように捉えているのか、という認識行為のメカニズムを明らかにすることにより、文化の同一性と相違性を浮き彫りにする研究です。
認知言語学は、私達人間がこの世の中の物や事象をどのように捉えているのか、を言語表現を観察することによって明らかにすることです。例えば、「ビール5本/本塁打5本」と は言いますが、「家5本/カバン5本」とは言いません。そこには言語の体系的規則が存在しているからです。このような人間の物や事象の捉え方は文化と深く関っています。認知言語学を学習することによって、韓国語を主に、他国の人々の物や事象の捉え方を正しく理解しましょう。
このグローバル社会に大きく飛び立っていきましょう。
韓国語、韓国文化
本ゼミは、皆さんが入学以来研鑽を積んできた韓国の言語または文化に関する卒業論文の作成、提出を目的とします。作成順序の内容は次の通りです。
3年次
4年次
卒業論文は、皆さんが 4 年間学習し、習得してきた知識の総仕上げになることは勿論、皆さんが本学に在籍したことの証にもなるものであるから、満足のいく出来を目指し、学生・教員が一体になって行う作業であることを予め、認識しておく必要があります。