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教員紹介

李 潤玉(Jngyoku Leigh)准教授
研究内容言語表現と文化のつながり 主要担当科目韓国語演習
李 潤玉准教授教授

略歴

博士(言語文化学)

研究内容

主たる専門は認知言語学です。言語表現が国によって概念的に同じ部分と異なった部分が存在する事実を示し、そこから、私たち人間がこの世の中のモノや事象をどのように捉えているのか、という認識行為のメカニズムを明らかにすることにより、文化の同一性と相違性を浮き彫りにする研究です。

自己紹介

認知言語学は、私達人間がこの世の中の物や事象をどのように捉えているのか、を言語表現を観察することによって明らかにすることです。例えば、「ビール5本/本塁打5本」と は言いますが、「家5本/カバン5本」とは言いません。そこには言語の体系的規則が存在しているからです。このような人間の物や事象の捉え方は文化と深く関っています。認知言語学を学習することによって、韓国語を主に、他国の人々の物や事象の捉え方を正しく理解しましょう。

著作・論文

  • 『認知意味論の諸相―新体制と空間の認識―』松柏社 2002年
  • 『異言語間に共通する概念研究―日本語の助詞・韓国語の助詞・英語の前置詞を対象に―』株式会社アイジイ 2003年

近畿大学を検討してる受験生にひとこと

このグローバル社会に大きく飛び立っていきましょう。

ゼミの主なテーマ

韓国語、韓国文化

ゼミの概要

本ゼミは、皆さんが入学以来研鑽を積んできた韓国の言語または文化に関する卒業論文の作成、提出を目的とします。作成順序の内容は次の通りです。


3年次

  1. 論文の書き方の基本を教員が説明する。
  2. 各人が興味を持つ分野(言語、文化、歴史、翻訳など)を口頭発表する。
  3. 参考文献を教員が紹介し、各人は最低一冊を読み通す。論文テーマの仮決定。
  4. 読書結果を互いに発表しあって、ディスカッション能力の向上と人の考えを聞く大切さを学習する。
  5. 優秀論文と認定された先輩達の論文を読み、論文作成の実践練習を始める。

4年次

  1. 各人が書き始めた原稿を適宜、教員に提出し、指導を受ける。
  2. 時間割外の個人指導を徹底して教員が行う。

卒業論文は、皆さんが 4 年間学習し、習得してきた知識の総仕上げになることは勿論、皆さんが本学に在籍したことの証にもなるものであるから、満足のいく出来を目指し、学生・教員が一体になって行う作業であることを予め、認識しておく必要があります。


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