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―「演習II」で扱う予定の研究内容やその目的、指導プロセスなどについて教えてください。
人間の認識行為のメカニズム研究を通して、言語表現・文化が何故国によって同じような部分と違った部分があるのか、を学習します。目的は、国際化時代・グローバル化時代を生き抜ける人材の育成です。
―先生がこのテーマの研究をはじめられたきっかけは何ですか?
学生時代の授業で「なるほど、人間の認識行為(難しく言えば大脳の働き)はこんな風に言語や文化と結びついてるのか」と感心し、目からウロコが落ちたことです。
―この「演習II」の魅力(面白さ)は何だと思われますか?
毎日異なった言語・文化に関する現象をテーマにし、一回で完結する授業です。ある程度まで教員が説明・解説してから受講者どうしが意見を交換しながら受講者自身が解答を見つけ出すことによって、「考える力」の養成が自然に出来ることが魅力となります。
―どんな学生さんに「演習II」を選択してほしいですか?
他の受講生との意見交換によって、他の人の考えを知ること、人と接して会話する機会を増やすことです。
―「演習II」を通して学生に期待したいこと、将来めざして欲しいこと、もしくは、こんな学生になってほしい「イメージ像」を教えてください。
自分の学力を信じて、人前で堂々と自分の意見を言えるような、かつ、他の人の考えに耳を貸すことが出来るような人間になって欲しいと思っています。