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奈良県曽爾村と近畿大学農学部の連携活動のご紹介

2023.12.15

近畿大学と奈良県曽爾村は、令和元年(2019年)8月に包括連携協定を締結し、共同で地域活性化に向けた取り組みを進めています。今回は農学部農業生産科学科が中心となって行っている曽爾村との連携活動について紹介します。

1_近大トマト(寺前さんと学生).JPG曽爾村は奈良県東部に位置する人口約1,300名の自然豊かな山村です。主要産業は農業や観光業で、米、トマト、ほうれん草等が主要農産物となっています。曽爾村では、高齢化や人口減少が進む中、地域資源を活用した商品開発や後継者の育成、移住支援等、地域活性化に向けた取り組みを多面的に展開しています。

これらの取り組みは曽爾村役場をはじめとした村内関係者が中心となって行っていますが、近畿大学農学部をはじめとした、村外の組織・人材とも連携をしています。近畿大学農学部は奈良県内唯一の農学部であり、農学関連の知識・技術・人材を活かした連携・協力を行っています。

2_ほうれん草レシピブック表紙+裏表紙.jpg具体的には、これまでに曽爾村での実習(夏期集中)の実施(2017年~)、特産品の共同開発(曽爾村産の素材を利用したトマトソース(2020~21年))、ほうれん草レシピブックの共同制作(2022年) 、そにのわCSAの共同実施(2023年~)、各種マルシェの共同実施(随時)、曽爾村での援農活動・農業サポーター(随時)、近畿大学関連商品や近畿大学の食堂・附属病院での曽爾村産食材の利用(随時)、各種研究活動の実施(随時)等を行っています。

3_CSA.JPG4_学内マルシェ.JPG

詳しくは、農学部 農業生産科学科 農業経営経済学研究室作成の資料(PDF)をご覧ください。「奈良県曽爾村と近畿大学農学部の連携について」「そにのわCSAについて」