「近畿大学エネルギーフォーラム×SDGs ~人・環境・エネルギーの未来創造~」を開催します

2021.12.14

令和3年12月13日(月)~12月17日(金)の間、SDGs WEEK in KINDAI 2021を開催いたしますが(主催:社会連携推進センター)、その一環として「近畿大学エネルギーフォーラム×SDGs ~人・環境・エネルギーの未来創造~」を企画いたしました。
近畿大学エネルギーフォーラムは、理工学部・原子力研究所・バイオコークス研究所・理工学総合研究所が進めてきた最先端のエネルギー研究を共有し、本学における実学教育へのフィードバックする役割を果たしてきました。2015年10月に第1回、2018年11月に第2回を開催し、今回が第3回となります。
今回、エネルギーに関する研究・教育の最前線について紹介するとともに、今後のSDGsとの関わりについて考えるきっかけとなる動画を作成し、オンデマンドにて配信いたします。

ぜひ下記からご視聴ください!
https://www.kindai.ac.jp/rd/research-center/usr/sdgsweek/#detail_10
理工学部の令和4年度開設の新学科 エネルギー物質学科の情報については下記からご確認ください。
https://www.kindai.ac.jp/science-engineering/department/undergraduate/energy-materials/

1.イベント内容
世界中でSDGs達成に向けた取り組みが進んでおります。
その中で、持続可能なエネルギーの開発は、将来の産業創生、地球環境の維持・改善、さらには人々の健康や国際平和までも左右する、極めて重要な位置づけにあります。さらに、エネルギー技術を支え、発展させるためには、理工系人材の育成も重要な課題です。
近畿大学は、世耕 弘一 初代総長による大学創立の頃から、エネルギー供給とそれに関わる人材育成の重要性を説き、実学教育へと生かしてきました。そこから原子力エネルギーの有効活用、バイオ由来の再生可能エネルギー、さらには理工学部を中心とする光エネルギープロジェクト「太陽光利用促進のためのエネルギーベストミックス研究拠点の形成」(文部科学省 私立大学戦略的研究基盤形成事業、2014年~2018年)へと進み、2022年度4月からは理工学部にエネルギー物質学科が新設されます。また、理工学総合研究所においても、近隣の児童・生徒を対象とする出張実験や、さまざまな理工系のトピックスを分かりやすく解説した動画「博士の回答」シリーズを配信し、理工系人材の育成に貢献してまいりました。
今回、近畿大学におけるエネルギー研究の現状や将来展望、ならびに理工系人材の育成への取り組み等を紹介し、オール近大での研究推進を加速するための機会として本フォーラムを企画致しました。加えて、社会の要請を再認識し、それらを今後の実学教育に活かしていくことを目的に、種々のエネルギー研究とSDGsの関わりについても紹介いたします。いずれも近畿大学教員が自ら動画を作成し、オンデマンド配信によるWith Corona時代の新たなフォーラムの形を提案するものです。

2. 開催日程
令和3年(2021年)12月13日(月)~12月17日(金)

3.動画コンテンツ
・「近畿大学エネルギーフォーラム×SDGsの開催に寄せて:近畿大学エネルギーフォーラムの経緯」(近畿大学副学長・藤原 尚)
・ 教育用原子炉 「臨界60周年までの軌跡」(原子力研究所)
・「高密度・高硬度の新規バイオ燃料に対する燃焼科学の開拓に向けて-長期備蓄型固体バイオ燃料の開発-」(バイオコークス研究所所長・井田 民男)
・「理工学総合研究所における理工系人材育成への取り組み」(理工学総合研究所・新居 毅人)
・「近畿大学理工学部におけるエネルギー教育と研究、およびSDGsへの取り組み」(理工学部長・山口 仁宏)
・「理工学部エネルギー物質学科の概要とSDGsとの関わり」(理工学部・須藤 篤)
・「研究とSDGsとの関わり」(理工学部教員)

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