大学院生が大会奨励賞を受賞

2018.09.25

2018年8月4日~6日に北星学院大学(札幌市)で開催された第43回教育システム情報学会全国大会において,総合理工学研究科エレクトロニクス系工学専攻修士2年(理工学部情報学科卒業生,ネットワーク研究室所属)の伊藤旭君(指導教員:井口信和教授)が,大会奨励賞を受賞しました。
全国大会において発表のあった77件のうち,優勝な論文を発表した4件が大会奨励賞に選定されました。

発表題目:IPネットワーク構築演習における対話による説明モデルの獲得を支援する協調学習者ロボット
著者:伊藤旭,井口信和

本研究は,協調学習者として動作するロボットと学習者が協同で,一つのIPネットワークの構築を可能とする演習支援システムに関するものです。
協調学習者ロボットとしてコミュニケーションロボットであるSotaを導入しています。
Sotaは,学習者の手順に同期して,ネットワーク機器に対して自動で設定コマンドを発行します。
演習途中で学習者がSotaに質問ができる機能に加えて,学習者の理解を確認するために,任意のタイミングで,Sotaから学習者に対して質問を行い,その解答を自動で判定するAI機能も実装しています。
さらに構築が完了したIPネットワークの自動採点も可能です。
 

(大会奨励賞に関してはこちら)

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