性の多様性教育推進プロジェクトの概要
性の多様性教育推進プロジェクトとは?
大学は、多様な背景をもった人びとが集い、出会い、ともに過ごす空間です。しかし、その多様性ゆえに、学業や研究、教育、就労の場面で困難を抱えてしまうひとも少なくはありません。そのような困難を解消するためには、それぞれの意見や声を丁寧に拾いながら、キャンパス環境を整えたり、大学運営上のガイドラインを制定・整備することが欠かせません。
近畿大学人権問題研究所では、毎年さまざまな人権課題に関する学生の意識調査を実施してきました。2023年度にはじめて「性の多様性」をテーマに意識調査を行ったところ、回答した学生のうち約5.3%が自身をセクシュアルマイノリティであると認識していることが明らかになりました。その一方で、セクシュアルマイノリティに対して誤解や偏見をもつ学生が多数存在していることも浮かび上がりました。それはすなわち、キャンパスでの生活がセクシュアルマイノリティ学生にとって決して安心できるものでないことを示しています。
このような調査結果を受けて、性のあり方にかかわらず、すべての学生が安心して過ごせるキャンパス環境を実現するべく、問題意識を持った教職員が学部を超えて集まり、2025年度に「性の多様性教育推進プロジェクト」を立ち上げました。
本プロジェクトは、「近畿大学 令和7年度教育改革・学生支援プロジェクト助成金」採択課題です(採択課題名「ガイドブック作成とゲームアプリ開発による性の多様性教育の推進」)。
プロジェクトの構成
- 人権問題研究所 4名
- 法学部 1名
- 文芸学部 1名
- 情報学部 1名

プロジェクトの活動について
本学における性の多様性教育を推進するため、本プロジェクトでは以下のような活動に取り組んでいきます。
- セクシュアルマイノリティ学生のキャンパスライフに関する実態調査
- セクシュアルマイノリティに関する講演会の開催
- 性の多様性を学ぶためのガイドブックやゲームアプリの開発
- 本ガイドブックおよび教育用ゲーム活用による学生・教職員の意識変容の学術的分析・検証
ぜひともご関心をお寄せください。