各部門の紹介

知能システム部門

汎用性・自律性に富んだ高機能なAIを探求するだけでなく、医学部・附属病院と連携した医療データサイエンスや附属農場・水産研究所と連携した農業・水産業AIを課題として総合大学の利点を活かした実学的な研究を積極的に行います。さらに、参画企業と新たな価値を協創する社会実装を推し進めていきます。

リーダー

＜プロフィール＞

NPO法人 全脳アーキテクチャ・イニシアティブ代表（2015）
全脳アーキテクチャと汎用人工知能の研究に従事、株式会社ドワンゴ人工知能研究所の元所長であり、NPO法人全脳アーキテクチャ・イニシアティブ代表として、脳と汎用型人工知能の研究をリードする。

サイバーセキュリティ部門

情報処理システムのセキュリティ確保だけでなく、学生・教職員を対象としたセキュリティ教育や大規模調査、セキュリティシステムの大規模実証実験など、大規模総合大学の利点を活かした研究を積極的に行います。さらに、産学官連携により得られた成果の社会への還元を推し進めていきます。

リーダー

＜プロフィール＞

神戸大学大学院 工学研究科 電気電子工学専攻 教授。
サイバーセキュリティの専門家として日本のセキュリティ研究をリードする。テレビの出演や新聞の記事を通してサイバー犯罪対策とセキュリティ人材育成の大切さを啓発。2018年に経済産業省大臣賞を受賞、2019年総務省情報通信功績賞受賞。

＜プロフィール＞

警察庁警備企画課長や香川・静岡両県警察のトップとしてサイバー犯罪対策など警察行政の第一線で活躍したほか内閣情報調査室にも勤務。国内外のサイバー犯罪情勢に詳しい。サイバー犯罪対策についての研究・教育に携わる。

実世界コンピューティング部門

大学を実証基盤として活用し、実世界と計算機世界の融合が急速に進む現代における新たな情報サービスの創出を目指します。大学発の様々な萌芽技術をいち早く大学内に実装できる仕組みを構築することで技術発展に不可欠なユーザ評価と実世界データ収集を迅速に進められるようにするだけでなく、社会実装を目指す上で解決すべき法や権利に関する調査研究を行います。

リーダー

＜プロフィール＞

サイバーアイ・エンタテインメント株式会社 代表取締役社長。
コンピュータエンターテイメントにおける世界の第一人者。プレイステーションの開発者であり、プレイステーションによって世界中の家庭内エンターテイメントに革新を起こした功績は国際的に広く知られている。

ICT教育部門

先端ICT技術を活用できる人材育成のための教育方法並びにICTを活用した教育方法やメディア授業、キャンパス間の遠隔授業など、大規模総合大学の利点を活かした研究を行います。さらに、参画企業との連携により、得られた成果を社会に還元することで、近畿大学の目標の一つである「世の中の役に立つ大学」のさらなる進展を目指します。

リーダー

＜プロフィール＞

名古屋大学 大学院情報学研究科社会情報学専攻教授。
社会情報学の専門家として、ICTを活用した社会システムに関する研究と新しいメディアを活用した教育に関する研究をリードする。名古屋大学情報学部設立時の部局責任者である。1995年に科学技術庁長官賞を受賞。

社会実装部門

高度にデジタル化された社会を支える技術（AI、Iot、ブロックチェーン、クラウドなど）とその社会実装および産業界のDX実行戦略に関する調査研究を行います。

リーダー

＜プロフィール＞

ERPパッケージソフトを日本で初めて開発し、国内シェアNo.1を獲得。ワークスアプリケーションズをメガベンチャー企業にまで成長させた。人材育成においても評価されている。