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春期休暇中の注意事項について

2022.03.03

  • 大学

春期休暇中は気が緩み思わぬ事故やトラブルに巻き込まれることがあります。次の事項に留意し、健康かつ安全に過ごし、有意義な休暇にしてください。

  1. 新型コロナウイルス予防について
    新型コロナウイルス感染症は高止まりの状況が続き、新たな変異株の発生など予断を許さない状況が続いております。
    学生の皆さんにおいては、卒業式や入学式を目前に控えており、友人同士、クラブやサークル(非公認団体を含む)などでの送別会、新歓の時期ではありますが、多人数での飲食を伴う会合は絶対に行わないでください。
    また、以下の感染対策についてあらためて確認のうえ、実践していただくとともに、混雑した場所や感染リスクが高い場所への外出・移動することを控え、感染の拡大を防ぎ、規律を保った行動をお願いします。

    1)会食時の留意事項について
    1.同一テーブル4人以内
    2.2時間程度以内での飲食
    3.ゴールドステッカー認証店舗を推奨
    4.マスク会食の徹底
    ※ 感染症対策が徹底されていない飲食店等の利用を自粛すること。

    2)感染防止対策留意事項について
    1.混雑した場所や感染リスクが高い場所への外出・移動を自粛する。
    2.営業時間短縮を要請した時間以降、飲食店にみだりに出入りしない。
    3.感染防止対策(3密の回避、マスク着用、手洗い、こまめな換気等)を徹底する。
    4.不要不急の都道府県間の移動は極力控える。
    ※ 発熱又は風邪のような症状がある場合は、早急に検査受診を行ってください。

    3)セルフプロテクションの取り組みについて
    1.各自が常時、不織布マスクを正しく着用すること。(鼻から顎まで覆う状態)
    2.アルコール消毒液(濃度60%以上)を使用し、何かに触れる前、触れた後に手指消毒を行うこと。

  2. 法令等遵守について
    1)未成年飲酒・飲酒運転
    20歳未満の人や飲めない人への飲酒の無理強い、一気飲みの強要などによる急性アルコール中毒での死亡例もあります。過度の飲酒は絶対にやめましょう。急性アルコール中毒の疑いがある場合は迷わずに救急車を呼んでください。また、飲酒運転(自転車を含む)は決してしないでください。飲酒の強要や飲酒運転をしようとしている人には勇気をもって注意しましょう。
    2)交通ルール・マナー
    自転車、バイク、自動車を運転する際には、交通ルール・マナーを遵守し、事故等に巻き込まれないように注意して交通安全を心がけてください。万が一、事故を起こした、または遭った場合は速やかに警察へ届け出てください。
    また自転車・バイクの違法駐輪、車の違法駐車は、周りの方の迷惑になるため、絶対にしないでください。

    3)違法薬物
    大麻やMDMAや危険ドラッグの薬物使用が急増しています。薬物使用は、使用者の身体、生命に危害を及ぼすのみならず、友人や家族を失い、想像もつかない影響を及ぼします。興味本位で大事な一生を棒に振ることのないよう薬物の誘いは、きっぱりと断る勇気を持ち、決して薬物などには関わらないようにしてください。
    4)特殊詐欺等
    特殊詐欺とは、電話やメールを使って対面することなく被害者をだまし、お金を振り込ませたり、被害者の自宅や待ち合わせ場所で被害者からお金をだまし取る犯罪です。「お金を下ろすだけ、現金を受け取るだけ」の簡単なバイトとの誤解から受け子や出し子にされ、犯罪(詐欺)で検挙される学生が全国で増えています。安易な誘いには十分気を付けてください。
    5)悪質商法
    若者を狙った悪質商法による、トラブルも増加しています。最近では、知人から「投資で絶対に利益が出る」と説明され、投資用情報が入った高額USBを購入させられたケースがありました。"おいしい話"と思ったら十分警戒し、必要がない時はきっぱりと断ってください。契約するときはその場で即決せずに、家族や友人に相談することも重要です。
    マルチ商法、ネットワークビジネス、デート商法、資格商法等は一例ですので、日頃から自分の身は自分で守るという意識を持ち、悪質商法に注意してください。

    6)SNSの利用
    SNSでのトラブルが急増しています。SNSは簡単に情報を共有できますが、個人情報、他人の誹謗中傷、悪ふざけの投稿が知らぬ間に拡散するなど、使用方法を誤ると思わぬ事態に陥ります。SNSの特性を十分に理解した上で有効に利用してください。

  3. アルバイトについて
    春期休暇中に違法アルバイト(1.客引き行為、2.勧誘行為、3.客待ち行為、4.左記1~3をさせる行為)には十分に気を付けてください。これらの行為は条例によって禁止されており、違反した場合は罰則があり、氏名等が公表されることもあります。

  4. 冬山等への外出について
    冬山や春先の登山は、急激な天候の変化や大雪、雪崩など厳しい自然条件下にあり、遭難事故に結びつく場合が多々あります。登山は、計画段階から無事に帰宅するまで、自己責任において行わなければなりせん。知識や経験、技術の伴わない登山は厳に慎んでください。

  5. ボランティアへの参加について
    ボランティアに参加する場合は、感染対策を講じた上で活動してください。

  6. カルト宗教による勧誘について
    「ボランティア活動に参加しませんか?」と声をかけられ、アンケートに答えているうちに住所や電話番号を安易に答えてしまい、今度教会に行こう、合宿に参加しようと誘われ、断れなくなり、やむなく参加し洗脳されてしまうといったケースがあります。本学でも通学途中に声をかけられるといった事が報告されています。このような事があれば、必ず学生部へご連絡ください。

  7. 成年年齢引き下げについて
    2022年4月1日から、民法が改正され、成年年齢が20歳から18歳に変わります。これにより、2022年4月1日に18歳、19歳の方は2022年4月1日に新成人となります。
    成人になる(成年に達する)と、保護者の同意なしに契約ができるようになるなど、これまで法律で保護されていた18歳、19歳の契約は、未成年者取消権が認められなくなります。契約や購入の際は、保護者等周囲に相談する、もしくは、十分理解した上で判断し、悪質商法など消費者トラブルに巻き込まれないように注意しましょう。
    一方、成年年齢が18歳になっても、飲酒や喫煙、競馬などの公営競技に関する年齢制限は、これまでと変わらず20歳です。出来ること、出来ないことを十分理解して、行動してください。
    成年引き下げ特設ウェブサイト「大人への道しるべ」(法務省民事局)

  8. 海外渡航について
    海外渡航については、外務省、厚生労働省や大学のホームページ等で最新の情報を確認してください。
    外務省海外安全ホームページ