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新型コロナウイルス感染症に関する偏見や差別をなくすために

2021.05.31

学生の皆さんへ

近畿大学人権委員会

現在、新型コロナウイルス感染症対策として各方面でさまざまな取り組みが行なわれており、皆さんの日常生活においても大きな制限が生じていますが、新型コロナウイルスには、誰もが感染してしまう可能性があり、感染した人が悪いということでは決してありません。
近畿大学では新型コロナウイルス感染症に関する偏見や差別を許すことはありません。
近畿大学人権教育基本方針における一文にも、人権こそ研究・教育の根底に据えなくてはならない、と謳われています。
不正確な情報や誤った情報などに惑わされて、人を傷つけるような言動をすることは絶対にあってはなりません。信頼できる確かな情報に基づいて、お互いの人権に配慮しあった適切な行動をとってください。
不安から誰かを傷つけてしまうのも、誰かを偏見や差別から守れるのも自分たちです。
それぞれの立場で出来ることを行なっていただくよう、学生の皆さんのご理解、ご協力、ご配慮をお願いします。

1.正しい知識と情報に基づいた行動をとりましょう。

2.思い込みや過剰な反応が偏見や差別を生んでしまいます。
悪質な行為には法的責任が伴いますので、行き過ぎた不安に駆られないようにしてください。

3.気付く力、聴く力を高めましょう。
今の状況を正しく整理し、フェイク(虚偽)情報を信じて、拡散するようなことはしないようにしてください

4.自分を支える力を高めましょう。
いつもの生活習慣を保ち、安心できる相手との繋がりを大切にしてください。

5.不安を煽ることは、病気に対する偏見や差別を強めてしまいます。
どれが確かな情報であるのかを見極め、差別的な言動に同調しないでください。

以上

【法務省人権擁護局特設サイト】
新型コロナウイルス感染症に関連して ―差別や偏見をなくしましょう―
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken02_00022.html