TOPICS

夏期休暇を迎えるにあたって

2020.08.07

  • 大学

夏期休暇中は気が緩み思わぬ事故やトラブルに巻き込まれることがあります。下記の事項に十分留意して、健康かつ安全に過ごし、有意義な休暇にしてください。

  1. 新型コロナウイルス予防について

    新型コロナウイルス感染の拡大は、東京、大阪だけに留まらず、爆発的に全国に拡がりを見せており、とりわけ感染経路が不明の20歳代若年層への感染が急増しています。

    学生の皆さんには、本学学生として「人に愛され、信頼され、尊敬される」人になり、他の規範となる行動をするため、当分の間、次の事項について自粛をいただくよう強く要請します。


    • 自粛を要請する事項
    1) 居酒屋等飲食を伴う複数名での会食・会合等への参加自粛

    飲酒を伴わない場合でも、3密(密閉、密集、密接)を伴う施設、感染防止策を施していない施設等は利用しない。

    ※ 単独での飲食での場合も手洗いの徹底や、対面とならない座席への着席、食事中以外はマスクを着用する等、感染予防に万全を期すること



    2) 3密状態の店舗や接客を伴う飲食店の利用自粛

    具体例)ライブハウス、カラオケボックス、バー、クラブ等



    また、併せて、本学では8月1日から、新型コロナウイルス接触確認無料アプリ「COCOA」の活用を要請しておりますので、インストールして、活用してください。



    その他にも不要不急の外出は控え、もし外出した場合は、必ず帰宅後に手洗い・うがいを行ってください。日頃から十分な睡眠を心がけて、バランスの良い食生活を送り、感染症予防に努めましょう。

  2. 生活マナーについて

    羽目を外し周囲の迷惑となる行動は慎みましょう。社会のマナーを守るようにしましょう。

  3. 飲酒について

    未成年の飲酒、飲めない人への飲酒の無理強い、一気飲みの強要など、急性アルコール中毒での死亡例もあります。過度の飲酒は絶対にやめましょう。急性アルコール中毒の疑いがある場合は迷わずに救急車を呼びましょう。また、飲酒運転(自転車含む)は決してしないでください。飲酒の強要や飲酒運転をしようとしている人には勇気をもって注意しましょう。

  4. 交通ルール・マナーについて

    自転車、バイク、自動車を運転する際には、交通ルール・マナーを遵守し、事故等に巻き込まれないように注意して交通安全を心がけてください。万が一、事故を起こした、または遭った場合は速やかに警察へ届け出てください。また違法駐輪は、周りの方の迷惑になるため、絶対にしないでください。

  5. SNSの利用について

    SNSでのトラブルが急増しています。SNSは簡単に情報を共有できますが、個人情報、他人の誹謗中傷、悪ふざけの投稿が知らぬ間に拡散するなど、使用方法を誤ると思わぬ事態に陥ります。SNSの特性を十分に理解した上で有効に利用してください。

  6. アルバイトについて

    夏期休暇中に違法アルバイト(1.客引き行為、2.勧誘行為、3.客待ち行為、4.左記1~3をさせる行為)には十分に気を付けてください。これらの行為は条例によって禁止されており、違反した場合は罰則があり、氏名等が公表されることもあります。

  7. 特殊詐欺について

    特殊詐欺とは、電話やメールを使って対面することなく被害者をだまし、お金を振り込ませたり、被害者の自宅や待ち合わせ場所で被害者からお金をだまし取る犯罪です。「お金を下ろすだけ、現金を受け取るだけ」の簡単なバイトとの誤解から受け子や出し子にされ、犯罪(詐欺)で検挙される学生が全国で増えています。安易な誘いには十分気を付けてください。

  8. 違法薬物について

    大麻やMDMAや危険ドラッグの薬物使用が急増しています。薬物使用は、使用者の身体、生命に危害を及ぼすのみならず、友人や家族を失い、想像もつかない影響を及ぼします。一生を棒に振らないよう薬物の誘いには断る勇気を持ち、決して薬物などには関わらないようにしてください。

  9. 熱中症対策について

    猛暑が続いており、例年この時期は熱中症による救急搬送者数が増加します。各自、①水分をこまめにとる、②塩分をほどよくとる、③睡眠環境を快適に保つ、④日差しを避けるなど予防に努め、大きな事故につながらないように注意してください。
    また新型コロナウイルス予防のためにマスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避け、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも必要です。

  10. ボランティアについて

    ボランティアについては、特に若者である皆さんが感染を拡大するリスクについて十分に考慮し、活動の見直しや参加の取りやめについても十分検討してください。

  11. 海外渡航について

    新型コロナウイルス関連肺炎については、外務省、厚生労働省や大学のホームページ等で最新の情報を確認し、特に感染危険レベルが2以上の国への不要不急な渡航はやめてください。

    外務省海外安全ホームページ

    【https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html】

以上