教員紹介
- 松岡 久美子
- 教授
所属 |
文芸学部 芸術学科造形芸術専攻 総合文化研究科 |
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学位 | 修士(文学) |
専門 | 日本彫刻史 |
コメント | 平安時代から鎌倉時代を中心とする日本の彫像について(仏像・神像など) |
リサーチマップ | https://researchmap.jp/read0148838 |
学歴/経歴
学歴
- - 2000年
京都大学 文学研究科 - - 1998年
京都大学 文学部
経歴
-
2024年4月 - 現在
近畿大学 文芸学部 芸術学科 教授 -
2016年4月 - 2024年3月
近畿大学 文芸学部 准教授 -
2009年7月 - 2016年3月
龍谷大学 龍谷ミュージアム 講師(学芸員) -
2000年4月 - 2009年6月
栗東歴史民俗博物館 学芸員
研究活動情報
研究分野
- 人文・社会, 美術史
- 人文・社会, 美学、芸術論
研究キーワード
日本彫刻史
論文
-
京都・金剛院の快慶作執金剛神・深沙大将立像について
松岡 久美子
京都美術史学 4 39-72 2023年4月 [査読有り] -
快慶の名乗りの意味と意義
松岡 久美子
『仏師と絵師 ―日本・東洋美術の制作者たち』(思文閣出版) 85-110 2023年3月 -
重源と行基ー『南無阿弥陀仏作善集』所載の行基像から四聖御影へー
松岡 久美子
ザ・グレイトブッダ・シンポジウム論集 (18) 83-99 2020年12月
書籍等出版物
- 仏師と絵師 : 日本・東洋美術の制作者たち : 根立研介先生退職記念論集 , 筒井, 忠仁 , 快慶の名乗りの意味と意義 , 快慶の名乗りの意味と意義 , 思文閣出版 , 2023年3月
- 日本彫刻史基礎資料集成 鎌倉時代 造像銘記篇 第13巻 , 松岡 久美子 , 阿弥陀如来像 京都 正法寺 , 阿弥陀如来像 京都 正法寺 , 2017年2月
- 日本彫刻史基礎資料集成 鎌倉時代 造像銘記篇 第11巻 , 松岡 久美子 , 十二神将像 滋賀 善水寺 , 十二神将像 滋賀 善水寺 , 2015年3月
講演・口頭発表等
- 十六善神図における常啼と法涌 , 密教図像学会第43回学術大会 , 2023年12月2日
- 重源と行基菩薩ー『南無阿弥陀仏作善集』所載の行基菩薩像を手掛かりにー , 松岡 久美子 , 第18回ザ・グレイトブッダ・シンポジウム , 2019年11月23日
- 金剛院の執金剛神・深沙大将像について ―二尊の組み合わせをめぐる考察― , 松岡 久美子 , 第71回 美術史学会全国大会 , 2018年5月18日
MISC
- 阿難陀のゆくえー棟方志功《二菩薩釈迦十大弟子》にみる伝統との距離感 , 松岡久美子 , 民藝 , 846 , 30 , 35 , 2023年6月
- 深沙大将について , 松岡久美子 , 薬師寺 , 212 , 7 , 13 , 2022年6月
- 亀岡市域の仏教美術 , 松岡久美子 , 『亀岡の名宝』図録(亀岡市文化資料館) , 124 , 131 , 2022年2月
受賞
- 2009年, 佐和隆研博士学術奨励賞(密教図像学会)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 美術史における転換期の諸相 , 京都大学
- 日本彫刻史
ゼミ情報
担当ゼミ
美術史・芸術学ゼミ
担当教科名
美術史・芸術学ゼミ、基礎ゼミ、日本美術史、日本美術史特論
コメント
文字に残された記録から歴史や文化について考えるのが文献史学だとすると、美術史は今に伝わる美術作品から、その作品をめぐる人々のさまざまな営みに迫るものといえます。
みなさんが幼いころに文字を学んだように、作品から様々な情報を読み解くにも、ちょっとした慣れが必要かもしれません。とはいえそうやって作品の声なき声に耳を澄ませば、作品たちは時に文字による記録以上に雄弁に、人々の営みについて物語ってくれます。